ではさっそく解答編です。
昨日の問題(この色 読めますか?part2)は→
こちら
前回の問題(この色 読めますか?)は→
こちら
ウォーミングアップは簡単でしたね(・∀・)シッテルヨー
Q.1 小豆色
■■■■■■
⇒
あずきいろ
おなじみの色です。小豆はそもそもハレの時の食べ物でした。赤飯やぜんざいで祝儀を祝う。日本の文化の一つですね。
Q.2 若竹色
■■■■
⇒
わかたけいろ
竹を用いた色の名前は他にもたくさんあります。
青竹色(あおたけいろ)
■■■■■■
老竹色(おいたけいろ)
■■■
石竹色(いしたけいろ)
■■
石竹色(せきちくいろ)
■■
煤竹色(すすたけいろ)
■■■■■■
銀煤竹(ぎんすすたけ)
■■■■■
肥後煤竹(ひごすすたけ)
■■
藤煤竹(ふじすすたけ)
■■
柳煤竹(やなぎすすたけ)
■■■
竹は日本人に愛されているんですね。それにしても多すぎませんか(・∀・;)オボエランナイ
Q.3 山吹色
■■■■■■
⇒
やまぶきいろ
印象に残るキレイな言葉ですね(・д・)ヤマブキセンセイ!?
「山吹」というのはバラ科の落葉低木です。あ。時代劇なんかで大判・小判のことを「やまぶき」と言うことがあります。これも山吹色が由縁だそうです。
↓↓こんな色の名前があるんですね(・∀・;)
Q.4 利休茶
■■■■
⇒
りきゅうちゃ
そもそも利休色(りきゅういろ)
■■というのがあります。茶人、千利休が好んだ色。色に個人の名前がついている。すごいことですね。 ほかに、利休白茶(りきゅうしらちゃ)
■■■、利休鼠(りきゅうねずみ)
■■■■■という色もあります。
Q.5 瓶覗
■■■■■
⇒
かめのぞき
甕覗とも書きます。藍を染める甕(カメ)を覗き込む姿。あるいは水を張った甕に空の青さが映っているのを覗いて見たところから名がついたそうです。よく考えると「水色」だって水の色ではないですよね。澄んだ水に青い空が映っていたんでしょうか。
Q.6 肉桂色
■■■
⇒
にっけいいろ
肉桂(にっけい): 江戸時代中国を経て伝えられたクスノキ科の常緑高木。
根皮を乾燥したものは香辛料・健胃薬になります。 " ニッキ " のことですね(・∀・)
↓↓知ってるヒトは知っている(・∀・#)知らないヒトは覚えてね
Q.7 海松色
■■■■■■
⇒
みるいろ
海松(みる): 日本の沿岸に普通に見られる海藻のこと。食用にもなる。
あれですよ。ミル貝(ミルクイ)を漢字で書くと⇒海松貝(海松食)です。貝に海藻のミルが着生して、貝がこれを食べているように見えたので名がついたそうです ヘー(・д・)オボエヤスイデショ
襲(かさ)ねの色目でもあり、日本の色としてはとってもポピュラーだそうです。(;一ω一)シラナカッタッテバ
参考:
かさねの色目辞典(第二版)
Q.8 一斤染
■■■■■■
⇒
いっこんぞめ
紅花(べにばな)が貴重だったころ、1斤(600g)の紅花で二反の絹地を染めた淡い淡い紅色。庶民には薄い紅色しか買えなかったんですね(T皿T) 一斤染より濃い色を「禁色(きんじき)」、淡い色を「聴(ゆる)し色」と言って、平安時代 濃い紅は着用が制限されたそうです。
↓↓習った覚えがありません(・∀・;)カイタコトナイシ
Q.9 蒲公英色
■■
⇒
たんぽぽいろ
タンポポってこんな字書くんだ・・・。あ。でも、どこかで見たことある。
Q.10 蘇方(蘇芳・蘇枋)
■■■■■■
⇒
すおう
蘇芳(すおう): マメ科の落葉小高木。英名:
brazil wood 幹の心材の煎汁が赤い染料になります。 遣唐使が活躍した奈良時代・天平時代には輸入されていて、朝廷の重要な色として定着したそうです。天平文化。高校の日本史で触れた記憶が・・・( ∀ ;) また、襲ねの色目としても有名で、これも日本の色としてはとってもポピュラーだそうです。
いかがでしたか?
前回の問題は7問正解というツワモノがいらっしゃいました。
8問正解と言う方も(・∀・)スゴイナー
もう飽きた(`皿´)ノシ ワカンナイモン
という方がいらっしゃるかもしれません・・・
でもでも。
次回がいつになるか分かりませんが
またまたやってみたいと思います。
気が向いたら(・∀・)オツキアイクダサイネ
参考サイト:
日本の伝統色-同名異色-
今日は何位かな?? →
EOF