先日、名誉ある整備部長に就任しました澤山です。
楽しい楽しい白い粉にまみれた整備作業の記録を残していこうと思います。
12月10日
本格的に整備作業が始まりました。今年の作業はECLのバルクヘッドの補修をします。合板が指で穴が開くほど腐っていて強度が低下し、サイドステーがぶっ飛ぶ可能性があったのを応急処置的に補強したのを今回ちゃんと直していこうというあれです。
まずは応急処置に使われていた合板を取り外します。僕の春休みがあるかないかを占う緊張の一瞬です。
誰かがほじった穴がありました。まあこの写真からも合板が腐っているのが分かるかと思います。どうやら今年も春は休めなさそうです。
写真は右舷側をバウ側からとった写真ですが左舷側も
指で簡単にほじほじ出来ました。
船の状態に少しだけ絶望しながらも修理を初めていきます。
まずは合板を腐っている箇所もまだ大丈夫そうなところも全部ノミとハンマーでごりごり除去しちゃいます。
スタン側からガラスが積層されているので、それを残しつつも作業していきます。写真の黒い層がFRP層です。
一日それを続けて
作業は終わりです。
まだ、合板の層が残ってますが、これは明日以降に取り除くことにします。
12月11日
今日も昨日同様合板を取り除いていきますが、今日は同時に余分なFRP層も取り除きます。
ということで、FRP班の伝家の宝刀”グラインダー”を持ち出しました。
全部を削ると大変なのでこうやって隅だけを削ります。
これをノミでコンコンとしてやると簡単に素早くとれちゃいます。(画像が左に向いてます。ごめんなさい)
こんな感じで合板とFRP層を取っていくと…
割といい感じ(上下反転)
今日の作業はここまでとして足場の板を外して終了しました。
今後はさらに船底側にも作業範囲を広げていきます。
いまノミで突っついてるあたりですね。
見ての通り簡単にほじれているということは腐っているということですね。
これで日曜日の作業は終わりました。
来週はこの続きです。今日実験のあと時間が空いたので先ほどの箇所を軽く除去しました。写真を撮り忘れたので、また次、撮って掲載します。
輝かしい春休みがあると信じて粉骨砕身頑張ります。
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