神戸大学オフショアセーリング部

神戸大学体育会所属「神戸大学オフショアセーリング部(KUOSC)」のブログです

ECL冬整備です。〜2016-12-17〜

2016年12月17日 | 整備
こんばんは!住吉です。

ECLの整備も塗料剥がしという、苦難を乗り越え、少し落ち着いて来ました。そんな今日はウインチの分解、掃除、組み直し!

こまめに整備をした方がいいのは、分かっててもなかなかやってないウインチ整備。日々頑張ってくれてるウインチに感謝の気持ちも込めて、しっかりと整備してあげましょう!

ということで、まずは準備。
バラした部品をまとめて入れるバケツ!これは重要‼︎海の上でやるなら尚更‼︎今回は陸上ですが、念には念を…。
掃除にはパーツクリーナー、ウエス、綿棒、爪楊枝、電動ドライバーにブラシ(ビスのコーキングの残り掃除用)を使います。
組み直す前には、グリスアップ。グリスとミシンオイルを用意しておきます。
もちろん、ドライバーはしっかり用意しておきましょう。

それでは実際、作業にかかっていきます。

まず、今回整備するのがこのウインチ。ECLの右舷プライマリーウインチ

まずは、この真ん中のネジ(名称違う気がするけど)を外していきます。
すると、こんな感じで外れてくれます。
ドラムが外れると中はこんな感じ
ちなみに、最近の部のウインチの不具合は、このツメ、パウルの不具合から来てることがしばしば。
こちらのギア、パウルギアとラチェットギアも外していきます。
こんな次第。
さてさて、1つずつ部品を外していってここまで分解

それでは、分解はここまで。ここから、掃除!ウエスとパーツクリーナーを使って、固着してるグリスとか汚れをしっかりきれいにとっていきます。

ウエスで難しいところは、綿棒は爪楊枝でうまいこと、掃除します。

ビスに残ったコーキングの残りもしっかり掃除しておきます。ここで、使う道具は電動ドライバーにブラシ!
後ほど、この道具にとある細工をされまして、住吉は久しぶりに死ぬほど笑わされることになりました…。

さて、元に戻す時にスプリングの向きも間違えないように

しっかり掃除が終われば組み立て
最初で紹介したように、まずはグリスとミシンオイル

パウルにはミシンオイルをさして、ギアの噛み合わせや回転部に薄くグリスを塗ります。グリスは表面に光沢が出るくらいで。
今回はキャビントップウインチで無駄にビスを抜いてしまったところがちょこちょこ。抜く必要のないものまで抜いてしまいました。特段の理由がなければベースまで外さなくてよかった…。反面教師にしてください。

組み立てると、前よりいい感じかな
良かった良かった。

次のセーリングに向けてゆっくりゆっくり準備ですね。バルクヘッドの根本治療も、さわちゃん率いる精鋭部隊FRP隊が進めてくれています。本当にありがとう。

文面になんの工夫もしてませんが、明日はもうちょい工夫します。

明日は真田丸最終回。

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