『白い森に帰る』レビュー

昨日・今日の騒動？！（失礼）一件で、今日は何だか安玉を聴く気にはなれず・・・。

というわけで、何か落ち込む度にいつも私の心を癒してくれる【矢萩ソロ】のレビューを書きます。
（おいおい、どういう理由やねん！）

『白い森に帰る』　　　作詞：東　純二　　　　作曲：矢萩　渉

アルバム『冒険者』の９曲目。次の曲『クジラ笑った』と続けて聴くと、実に心が癒されます。

小さなパーカッションの音（タンバリン？シンバル？？？）に合わせて、優しい（メロウな？）感じのエレキのアルペジオで始まるこの曲。
歌詞も曲もとっても短いのですが、聴いててアルファー波というか、マイナスイオンというか、何とも言えない安らぎを覚えるような曲です。
矢萩さんのコーラスも心地よくって・・・。
ある意味眠くなることもありますが（失礼）、疲れている時や、神経が高ぶっている時に聴くと、何か研ぎ澄まされたモノを感じることができる、そんな不思議な曲です。
「矢萩さんの声って、本当にいいですねぇ。」と何度もこのブログでは言ってますが、本当にそう実感させてくれる曲です。

歌詞の意味合いは、聞き手の思いによって少し違ってくるのかも知れませんが・・・。
（というよりも、筆者は、国語力？センス？が無いからかも知れませんねぇ）
かつての恋人と別れ？、一人歩いていく主人公の思いを描いたものなんでしょうか？
恋人とのあの日のことを思い、もの思いにふけっているのか？
はたまた、それとも、誰かが恋人達を見守っているのか？？？

今日、印象に残った歌詞をここに挙げておきます。

【悲しいシルエット　ふと振り向いた　　恋人は　手を取り合い　　風を　探した】

【やさしく崩れだす　街なみを　　静かに　月の影　踏んで歩けば　　何もかも　うまくいくと　　風が　教えた】

【人は雨に　流れてゆく　　僕は一人　白い森に帰る】

（何だか昨日のコトを思い出します。この曲を聴いて、筆者は、ふとこんな風景が頭の奥に浮かんできました）

ある意味マニアックと言われる（失礼）【矢萩ソロ】の中でも、ＣＭソングとしてシングル化された『冒険者』や、『楽園の君に』は、それなりに知名度があるし、アルバム曲でも、『自転車に乗って』は好きだと言われる方がおられますが、私はあえて この他の曲の魅力も、このブログでドンドンとりあげていきたいと思っています。
だって、二十数曲しかないんだもの！ファンにとっちゃぁ全てイイ曲に決まってんじゃん！！
（失礼。相当取り乱しましたねぇ）

矢萩さん、どうか矢萩さんの曲を、そして、歌声を、演奏を、何らかの形で、もっともっと聴きたいです。
あなたの素晴らしい才能を、是非とも聞かせてください！！