『ＳＴＡＲＴ！～一歩を踏み出そう～』

今年も２４時間ＴＶを見てしまいました。（まぁ、全部見てたわけじゃなくてちょっとだけなんですが・・・）

今年のテーマは、『ＳＴＡＲＴ！～一歩を踏み出そう～』
これって「いいなぁ」なんて思ったりして。

筆者は「人生、思い立ったときがスタートである」と信じています。
たとえ遅すぎるスタートだったとしても、何もしないよりは、何かする方が値打ちがあるし、何か行動するということは、それが少なからずとも自分の生きている証だと思うのです。

最近、不惑（惑わず）の年代へと仲間入りしちゃいました。若さもだんだん下降線気味で・・・なんてことになり、今後は一層体力も衰えていくだろうから、どうにか現状維持できるよう必死だったりもします。
（まぁ、体力の現状維持なんて言っても、自転車に乗ってあちこち走り回る程度なんですが・・・）

物事の考え方も、昔は「行け行け、ドンドン！！」って感じで勢いに任せていて、かなり大胆だったんですが、ここ数年で、おとなしくなり、落ち着いてきました。おそらく相棒や里芋達という大切な家族が出来たことで、守りに入ってしまったんでしょう。でも、コレはある意味必要なことかも知れませんね。何も顧みない状況って、周りの人にとっては大迷惑でしょうから。

それでも、体力や知力の衰えを感じつつ、守るものは大切に守りつつも、そんな状況でも、何かＳＴＡＲＴさせることが出来たら、それはそれでもっと面白い人生になるかも知れない。
「何か」って、別になんでもいいんですよ。ちょっとした習い事でもいいし、友人付き合いをより広めるのもよし、仕事してない人なら仕事をしてみるとか、あと、ボランティアなんてのも。

何もすることが無くって、誰も話する人がいなくって、笑ったり泣いたり考えたりすることがないなんてのはちょっと・・・。そんなの面白くない！！

筆者は、比較的自由人で、テキトーな人間なので、今でもやりたい放題してますが、案外２０代前半の頃（１年間くらいかなぁ？）、何もしたがらない無気力人間だった時期がありました。
何か人の為に動くことが【損している】ような、そんな気がして。学校なんかで世話役とかしてる人って「気の毒だなぁ」なんて思ったこともありました。
アルバイトなんかは、「ラクして適当に収入があれば・・・。」などとふざけたことを考えてたりして。
今思えば、なんてふざけた、とんでもない、世の中をなめきったヤツだと思いますが、あの頃はそんなこと思いもしませんでした。
そのくせ、「何かやってみたいケド今の自分なんてどうせ何も出来ないから。自分は無力だ。」とイジケタ考え方をしてましたねぇ。

正直、筆者には何の能力も無いし、たいしたことは出来ないですが、それでも「筆者の存在は、何処かで何かの（誰かの）為になっているかも知れない」と信じています。
それは、【気負い】という感じでもないのです。重く感じるとプレッシャーになっちゃって何にも出来ませんから。
基本的には怠け者なんですが、それでも「何か少しでもいいからやってみたい！」と思うようになりました。まぁ、亀の歩みでなんとか・・・。

あともう一つ、筆者の信条を。
「人生に無駄なことなど存在しない！！」何度も考え、苦しみ、つまづき、そして時間をかけてでも壁を乗り越えることが出来たら、それまでのプロセスは決して無駄なこと（時間）じゃと思います。ダメだったとしても、その悔しさがきっと次へのステップとなることでしょう。
無気力な時代も無駄じゃないです。「あの頃」があったからこそ、未来の自分がいるんだと思いますから。（決して自己否定しないのだ！何と勝手なヤツだこと！！）

小さなことでもいいから、無力なヤツでもいいから、思い立ったら「何かを」スタートしてみるって素晴らしいと思うし、そんな自分が、きっと、もっと大好きな存在になれるんじゃないかと信じています。

何を言ってるのか、よーわかりませんが・・・。

【願いが一つかなうなら　緑の地球（ほし）に　　そんな優しい愛が　あふれるように　　信じて】
【明日はもっと素晴らしい　一日かもしれない】