先日TVを見てたら、「“ I love you. ”を何と訳すか?」という話題が出てまして・・・。
なかなか粋なセリフが出てきたので、印象に残っちゃいまして。
結構有名な話だから、ご存知の方も多いと思いますが・・・。
「月が綺麗ですね」:これは、夏目漱石の訳。教師をしていた漱石が生徒に向かって、「こう訳しなさい」と言ったとか。漱石は明治の人ですから、その当時の世相なんでしょうかね?粋ですねぇ。
「死んでもいい。」:これは、二葉亭四迷の訳。
ロシア文学を訳す際、男性が女性に向かって“ I love you. ”と言い、それに応えるように女性が言った“ I love you. ”を、二葉亭四迷はこう訳しました。
いずれも当時の世相なんでしょうねぇ。女性が直接的な言葉(愛情表現)を口に出来なくて、それでも思いを伝えるための言葉って・・・。
今どきの我々では、こんなセリフはなかなか考えつかないように思います。
何気ない一言の奥には、それこそいろんな思いや風景、二人を取り巻く背景(バックボーン)や、あらゆる感情に満ち溢れてるんじゃないかと。そして、それをイメージすることによって深い味わいが生まれてくるんじゃないかと。
思うに、今どきの我々は、電話やメールで簡単に(お手軽に)連絡を取れるという便利さを享受できる一方で、その微妙な言葉尻が誤解を生んだりすることだってあります。おそらく、我々って、【独りよがり】というか【自分主義的】なところがあるんじゃないでしょうか?
たいしたこと言ってるつもりはないのに、勝手な想像や思惑で、とんでもない解釈をして、誤解を生んだりして。お互いもっと相手の事を判り合おうとする気持ちに欠けてるってことはないだろうか?
つまりは、【相手を思いやるという優しさ】に欠けてるんじゃないかと。
もちろん、世の中そんなに勝手な人種ばかりで構成されてるなんて事はないんだと思いますが。(ごく一部のコトなんだと思いたい)
「自分自身はどうなってもいいから、相手のことを大切に思っている」この思いが、“ I love you. ”なんだと。
また、「二人で月を見ているその瞬間が、何よりも美しく、いつまでもずっと心に残る瞬間である。」という「一瞬」かつ「永遠」に感じられるその思いこそが、“ I love you. ”なんだと。
なかなか粋なセリフが出てきたので、印象に残っちゃいまして。
結構有名な話だから、ご存知の方も多いと思いますが・・・。
「月が綺麗ですね」:これは、夏目漱石の訳。教師をしていた漱石が生徒に向かって、「こう訳しなさい」と言ったとか。漱石は明治の人ですから、その当時の世相なんでしょうかね?粋ですねぇ。
「死んでもいい。」:これは、二葉亭四迷の訳。
ロシア文学を訳す際、男性が女性に向かって“ I love you. ”と言い、それに応えるように女性が言った“ I love you. ”を、二葉亭四迷はこう訳しました。
いずれも当時の世相なんでしょうねぇ。女性が直接的な言葉(愛情表現)を口に出来なくて、それでも思いを伝えるための言葉って・・・。
今どきの我々では、こんなセリフはなかなか考えつかないように思います。
何気ない一言の奥には、それこそいろんな思いや風景、二人を取り巻く背景(バックボーン)や、あらゆる感情に満ち溢れてるんじゃないかと。そして、それをイメージすることによって深い味わいが生まれてくるんじゃないかと。
思うに、今どきの我々は、電話やメールで簡単に(お手軽に)連絡を取れるという便利さを享受できる一方で、その微妙な言葉尻が誤解を生んだりすることだってあります。おそらく、我々って、【独りよがり】というか【自分主義的】なところがあるんじゃないでしょうか?
たいしたこと言ってるつもりはないのに、勝手な想像や思惑で、とんでもない解釈をして、誤解を生んだりして。お互いもっと相手の事を判り合おうとする気持ちに欠けてるってことはないだろうか?
つまりは、【相手を思いやるという優しさ】に欠けてるんじゃないかと。
もちろん、世の中そんなに勝手な人種ばかりで構成されてるなんて事はないんだと思いますが。(ごく一部のコトなんだと思いたい)
「自分自身はどうなってもいいから、相手のことを大切に思っている」この思いが、“ I love you. ”なんだと。
また、「二人で月を見ているその瞬間が、何よりも美しく、いつまでもずっと心に残る瞬間である。」という「一瞬」かつ「永遠」に感じられるその思いこそが、“ I love you. ”なんだと。
【もっと幸せになろうね】(『自転車に乗って』より)