kurogenkokuです。
209冊目は・・・。
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日本人へ リーダー篇
塩野七生 著 文春新書
塩野七生さんは『ローマ人の物語』『海の都の物語』の著者として有名です。
本書は文藝春秋の連載を新書にしたものです。
ローマ・西洋の歴史に精通している著者が、気持ちいいくらいスパッと切り込んでいます。
歴史は繰り返すといいますが、過去の事実からいまを見つめる視点はとても重要だと思っています。
「戦争は血の流れる政治であり、外交は血の流れない戦争である」
「自己反省は、絶対一人で成されねばならない.決断を下すのは孤独だが、反省もまた孤独な行為なのである。」
名言は多いです。
【目次】
Ⅰ
イラク戦争を見ながら
アメリカではなくローマだったら
クールであることの勧め
イラクで殺されないために
継続は力なり
「法律」と「律法」
組織の「年齢」について
「戦死者」と「犠牲者」
戦争の大義について
送辞
笑いの勧め
若き外務官僚に
文明の衝突
Ⅱ
想像力について
政治オンチの大国という困った存在
プロとアマのちがいについて
アマがプロを越えるとき
なぜこうも、政治にこだわるのか
どっちもどっち
気が重い!
「ハイレベル」提案への感想
カッサンドラになる覚悟
倫理と宗教
成果主義のプラスとマイナス
絶望的なまでの大国の狭間で
帰国中に考えたこと
Ⅲ
歴史認識の共有、について
問題の単純化という才能
拝啓 小泉純一郎様
知ることと考えること
紀宮様の御結婚に思う
自尊心と職業の関係
文化破壊という蛮行について
乱世を生きのびるには・・・・・・
負けたくなければ・・・・・・
感想・イタリア総選挙
歴史事実と歴史認識
国際政治と「時差」
「免罪符」にならないために
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