受験で診断士を目指している方にはあまり馴染みがない制度ですが、中小企業大学校で1年間研修を受ければ「中小企業診断士登録」ができます。
我々商工団体に所属する職員が診断士の取得を目指す場合、「中小企業大学校の診断士1年コース」に入学することが一般的となっています。
ぶっちゃけ入学さえしてしまえば、大学校を辞めない限りほぼ100%診断士になれるわけだし、難しい試験を受けなくても済む。
おまけに1年間給料が支払われ、学費も補助金で賄えるとあればこんなにありがたいことはありません。
*もちろん最近では金融機関からの派遣や、診断士1次ホルダーの参戦などがあり以前と比べると入学要件が厳しくなりつつあるようです。
ただやはり100人中3人程度しか合格できない一般受験に比べればその難易度には雲泥の差があります。
さてさて前置きばかり長くなりましたが、本題に戻り「私が中小企業大学校にいかない理由(わけ)」をお話しします。
まず現況をそのまま申し上げますと
専門校に支払う学費や通学費用はバカにならない。
究極の僻地に住んでいるため、通学に片道2時間半もかかる。
土日、祝日もなく、平日の睡眠時間もすこぶる短い。
2次試験前になると悪夢にうなされる。。。
いいことなんか全くありません。
でも何故かやめられないんですよね。
「自己紹介」にも書いたとおり、私が診断士を受験した動機は些細なことです。
以前勤めていた流通関係の知識が役に立つかな~程度の・・・。
大学時代には対した勉強もせず、バイトとサッカーに明け暮れた毎日。。。
自分自身がこれほど変貌を遂げ、勉強に打ち込むようになるとは夢にも思いませんでした。
おかげで毎日大変な充実感を持って過ごしています。
また専門校に通うようになってすばらしい出会いがありました。
私のブログによく登場してくる「戦友」はもちろん、先に合格された同じ業界のUさん。
同じ目標に向かって努力し続けているからこそわかりあえる、すばらしい仲間たち。
もちろんこれらは中小企業大学校でも得ることはできるでしょう。
でも一つだけ得られないもの。
苦しんだ者だけがわかる「達成感」です。診断士という「肩書き」よりも「取得にいたったプロセス」の重要性。これって途中で辞めたらゼロになる。
しかし一度殻をうち破ることができれば、自分自身もっともっと大きくなれる気がするんです。
今までの投資なんて安いものじゃないですか。
頑なに「中小企業大学校行き」は断り続けるつもりです。
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