【７０６冊目】指の骨

kurogenkokuです。
７０６冊目は・・・。

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【kindle版】
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指の骨
高橋弘希　著 新潮社


負傷し野戦病院に収容された兵士の目から見た戦争がリアルに描かれています。
小説ですが、これが現実にあった話に近いものかと思うといろいろ考えさせられますね。

「指の骨」とは戦地で死んでいった者の指を切り取り、内国（日本）に持ち帰る（家族のところへ届ける）ところから来たそうな。


戦争を知らないとは思えない著者の書きぶりに驚きます。