ムスメが学校でつくった俳句。
「あつすぎて おもらししたと まちがえる」
どうもkurogenkokuです。
先日のエントリーについて。
【事業承継も見据えた経営改善支援】
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/6356.html
昨日の話になりますが、まずは、私一人で当該企業のメインバンクに事前説明にお伺いしました。副支店長が対応してくださり、いろいろと情報交換できました。当該企業の運転資金については、先日、日本政策金融公庫から融資を受けました。それでもメインバンクの短期借入金の決済が今月に迫っており、これを返済後なんらの資金調達をしないと運転資金がショートする懸念があります。
一方、資金繰り表を作成してみたところ、営業キャッシュフローはしっかりと生み出せそうなので、メインバンクからの融資が得られれば、破綻するような状況ではありません。その点をしっかり説明しました。営業収入、営業支出の算出にもすべてきちんとしたエビデンスをつけました。また融資後の経営改善の取組みも説明しました。
結論から言いますと、副支店長の対応がとても丁寧で、私の話をすべて理解してくださったような気がしています。今後の支援についても前向きな回答を得ることができました。今日は、経営者を交えて再度面談します。
さて、昨日の日経新聞。
【無利子融資、地銀で過熱 金融庁は実態調査へ】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62246930T00C20A8EE9000/
内容は、資金の必要がない優良企業に対しても地銀の営業がエスカレートしていることへの批判ですが、今回のようなケースについてはむしろ歓迎すべきことなんじゃないかなと思います。
大切なのは、融資の必要性について、経営者が(昨日は私が対応しちゃいましたけど)きちんと経営状況や今後の取組み内容を金融機関に説明することです。その際、生じる資金需要は「必要な融資」です。こんなキャッチボールを経営者と銀行ができれば、いろいろな問題が解消されるのではないかと、個人的に感じました。
いま自分の手元には、放っておいても大丈夫な企業と、相当テコ入れしないとダメな企業がたくさんあります。優先すべきは後者の支援ですが、今回のように民間金融機関とこまめにコミュニケーションをとりながら支援にあたっていく必要性を再認識しました。
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