193冊目は・・・。

この国を出よ
大前研一×柳井正 著 小学館
結論からいいますと、この本は相当に面白かったです。
大前研一さんと柳井正さん歯に衣着せず、これでもかというくらい斬りまくります。
その背景には両氏とも日本の将来に対し相当な危機感(悲観的というわけではないが)を持っていることがあげられます。
将来に対して責任をとろうとしない政治家、何も考えない能天気な日本人。
周辺を見渡せば中国・韓国などは国家戦略の元に急成長を遂げている。
この国を出よというタイトルですが、最終的にはこの国に帰って来いというメッセージもあり、日本を見捨てていないあたりもイイですね。
とにかく「日本は大丈夫」と信じている方には是非読んで欲しい一冊です。
【目次】
プロローグ もう黙っていられない-柳井 正
第1章<現状分析>
絶望的状況なのに脳天気な日本人
「失われた20年」に国民の財産300兆円が失われた-大前
「まだ大丈夫」という錯覚はどこから生まれるのか-柳井
今の日本は「ミッドウェー後」とそっくり-大前
急成長のアジアでは「もう日本は敵じゃない」-柳井
“ジャパン・パッシング”が本格化している-大前
“経済敗戦国ニッポン”は「世界の保養所」になる-柳井
今や世界は「日本破綻」に備え始めている-大前
第2章<政治家と官僚の罪>
誰がこの国を駄目にしたのか?
発言がブレても許されるのは日本の政治家だけ-柳井
民主党がマニフェストと実現できない理由-大前
役所から保護されなかった企業ほど成長する-柳井
「理念なき連立」がバラ撒きの温床となる-大前
国の政治にも「経営的視点」が必要だ-柳井
過去の失敗に学ぼうとしない不思議の国-大前
「成功者に厳しい税制」が国力を削ぐ-柳井
イギリスのキャメロン首相に学ぶべきこと-大前
第3章<企業と個人の"失敗">
変化を嫌う若者だらけの国を「日本病」と呼ぶ
仕事への志も貪欲さも失った日本人の末路-柳井
なぜ日本人は成長する国や企業に学ばないのか-大前
「サラリーマン根性」の蔓延とともに日本経済は衰退した-柳井
第4章<ビジネスマンの「稼ぐ力」>
「理想の仕事」探しより「自力で食える」人間になれ
「基本」を学ばない“丸腰”社員が多過ぎる-大前
世の中に「まったく新しいこと」などない-柳井
今、ドラッカーから何を学ぶべきか?-大前
フリースもヒートテックも「顧客の創造」だった-柳井
最も求められるのは「問題の本質を探る力」-大前
世界が相手なら、チャンスは50倍に広がる-柳井
目標なき日本人の「ロールモデル」は海外にある-大前
第5章<企業の「稼ぐ力」>
21世紀のビジネスに「ホーム」も「アウェー」もない
グローバル化は最大のビジネスチャンスだ-柳井
世界に通用する「最大公約数」ビジネスモデル-大前
ユニクロも“追い込まれた末”に飛び出した-柳井
GEやサムスンは人材育成に1000億円かける-大前
「次世代リーダーは外国人」の可能性もある-柳井
「優秀な外国人社員」が競争相手になる時代-大前
ビジネスマンの「民族大移動」が始まった-柳井
未熟な英語がグローバル化を阻んでいる-大前
進出した地域で貢献してこそグローバル企業-柳井
第6章<国家の「稼ぐ力」>
日本再生のための“経営改革案”を提示する
所得税・法人税ゼロで海外からの投資を呼び込め-大前
「費用対効果」も考えない政府は、もっと小さく!-柳井
「政治家育成」「一院制」「官僚のリストラ」の三大改革-大前
「何も決められない」政治家が官僚をダメにする-柳井
教育の世界にも「三つのC」の考え方を導入せよ-大前
エピローグ 日本を出よ!そして日本に戻れ-大前研一
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