最近、おかげさまで非常に多くの方がこのブログを読んで下さり、
中にはZZR1400を購入するきっかけの1つとなったと、言ってくれる人までいる。
なので、ZZR1400の良い面だけを記事にするのではなく
責任感を抱きながらも、不の面も紹介したいと思う。
いくら俺がカワサ菌に侵されていると言っても、
事実は事実としてね…。
1週間ほど前に、SUDAからリコール点検の連絡が入った。
そして、それを追うように、カワサキモータースジャパンからも
それについての案内が届いた。
けっこうネット上で騒がれていたので、この案内の前から知ってはいたが…。
初めて知ったのは、それより遥か以前、
1年ほど前だったか、海外でのZX-14における同様の事例が挙がった時だった。
ここで、知らない方もいらっしゃると思うので、
案内から重要な部分を抜粋して載せます。
画像をクリックすると、拡大されますので、
関心のある方はどうぞ。
そして、重複しますが、今回の不具合の内容を、
重要な点に色を加えて掲載します。
車体組み立て時、フレーム本体のエンジンマウント部アジャストカラーの
締め付けトルクが高く設定されているために、
フレーム本体の溶接部の一部に過大な応力が生じていることが判明しました。
このため最悪の場合、走行中に強い衝撃が加わった場合、
フレーム・ロア・クロスパイプ溶接部が破損するおそれがあります。
つまり、簡単な話が、設定より強くボルトを締め、
更に後輪に強い衝撃が加わるといった、2つの条件が揃った時に
フレームが破損する可能性があるというワケだ。
青/締め付けボルト位置 赤/問題の溶接箇所
フレーム・ロア・クロスパイプは、リアショックを保持している。
これはカワサキが発表したものなので、
どこまでこの文章を信じるかは、人それぞれだと思う。
とりあえず俺は、信じる派。
疑っても、キリ無いし…。
巷ではこの発表を聞き
「締め付け過ぎで、フレームが破談だってよ」とか
「走行中に折れたらどうすんだよ~、恐えぇぇぇ」
「保障期間の2年よりも経ってから破断したら、どうすんだよ」
などと、やたら騒いでいる…。
でもねぇ・・・・・
ここからは、カワサ菌に侵されているヤツの戯言だと
思ってもらって構わないけど
正直言って、ホント騒いでいる人には悪いけど
俺は、あんまり気にして無いんだよねぇ…。
だってさぁ、騒いでいる人達の意見には、
一様に「強い衝撃~」という件が無いんだよ。
考えてもみて…。
普通に走ってて、強い衝撃がリアに掛かる状況ってのをさぁ…。
転倒してバイクがぶっ飛んで、何かにリアから突っ込むとか、
凄い段差を勢いよく降りるとか、
ジャックナイフしてガンガン遊ぶとか、
アメリカのような、とんでもなく悪い路面のハイウェイを毎日走るとか、
そういう、非現実的な事をしない限り、
リアにショックを与えるのは難しいと思うんだよね。
当初この事例は、アメリカでしか確認できなかった、ってのも
なんか納得できる。
こんなに低い地上高のバイクで、段差を登り降りするヤツなんて、
普通いないし…。
フレームが無事でも、すぐにオイルパンが逝っちゃうっつうの。
確かに金属だって、経年劣化で疲労する。
なので長年積もったストレスで破損する場合もあるかもしれない。
でも、これまでカワサキは、たとえ保障期間が過ぎても
過去に同様の不具合があった場合は、ちゃんと保障してくれるし。
ちゃんと定期的にショップで点検整備してもらって
その都度ついでに診てもらって確認すればいいんじゃないかなぁ…。
まあ、その強い衝撃というのが、どの程度のものかが
明記されていないし、また、表現できない以上、
なんとも言えない部分でもあるのだけれど。
なんか上手く言えないけど、バイクってさぁ
こう、自分の運命を体現できる乗り物というか…、
自分の運命を絶えず背負ってる乗り物というか…
どこにも不具合の無いバイクに乗ってても
横からトレーラーに突っ込まれるとか(俺みたいに)
欠陥だらけのバイクに乗ってても、無事でいられたり(俺みたいに)
結局どんなバイクに乗ってても、
最悪な事態になるヤツはなるし、
ならないヤツはならなかったりするワケで
それがその人の持つ運命というか、運というか…
何十回も事故ってたりすると、そんな風に思えたりもするんだよね。
だからと言って、無謀運転しても良いとか、点検整備なんてしなくていいとか
そういう意味じゃ無いんだけどね。
人間、なにやってても死ぬ時は死ぬんだよ、
俺だって、たまたま奇跡的に今日まで生きてこれただけで
明日にゃどうなるか分からりゃしない。
・・・・ってことなんじゃないの?
知人でも、危険だからとバイクを降りたが、病に侵されてしまったり…
自転車に乗り換えたけど、車に撥ねらてしまったとか…
結局は、今 自分が出来る事を、
淡々と行うだけなんじゃないかな。
必要以上に騒ぐ必要は無いと思うんだよね。
ちなみに08のZZR1400からは、フレームが異なるため
リコール対象にはなってません。
現在の走行距離は、16,000km。
とりあえず、オイル交換の時期だったこともあり
月曜はSUDAへ行ってきた。
でもって、問題の点検もやってもらった。
これが問題の溶接部↓
右後方から撮ったショット。
汚くてすまんね…(^ヮ⌒〃;)>
この青矢印の部分を規定トルク以上で締め付けると
溶接部に過大な応力が生じるんだね。
結果は、問題無しとのこと♪
メーカー指示の、この目視での検査方法ってのも、
スダッチは納得してなかったけどね…
ま、いいんじゃね?(笑)
ンなのが恐くて、300kmマシンの初期型なんて、買えるかよっ!(爆)
SUDAでは、あのボネビルのマシンとかも展示されています。
う~ん…、カッケェ~(*・ω・人)
作業を待つ間、このマシンを見ていると、伝説の須田さんが…
少しお話できた♪
(いつもお世話になっているのは、二代目の息子さん)
色々話している内、須田さんは言った。
「10年一昔とは、よく言ったものだ…
ボンネビルの時に、ZZR1400が手に入ったら
1000万でも安いと思っただろう…」
く~っ、深い、深いねぇ~〃o(≧~≦)o〃
ホント、その通りだと思う。
当時、皆が命をかけてチャレンジした、あのマシン…
それに比べてどうだ、このZZR1400の性能は…
恐怖心どころか、安心感さえ抱かせながら、禁断の速度まで誘ってくれる…
そんな事を言われた日にゃ、今回のリコール騒動なんて
ホント小さく感じてくるよ。・゜・(つД`)・゜・。
このボンネビルのマシンを見るたび、
つくづく凄いマシンを手に入れることが出来たんだなぁと
所有感を煽られるのであった(笑)
久々の蒼空の下、新しいオイルも滑らかに、帰りも気持ちイかったぁ♪
殆ど毎日見させて頂いております
いつもは拝見するばかりでしたが、今回書かせて頂きました。
自分も06マレー仕様に乗る者ですが同じ意見です
今回のリコールの確認方法に対しては「簡単すぎるかな?」
なんて思いますが、メーカーが責任をもって連絡しているので、これで良いと思います。
心配や不満ばかりでは乗って楽しくないですしね~
色々な意見はあると思いますが
楽しく乗れなければバイクじゃないと思います。
簡単ですが… それでは。
ここってフレームの補強部分に見えるので
クラックが入っていてもいきなりは
バラバラになったりしない場所だと思います。
ZZRはエンジンそのものがフレームメンバの一部だし・・・
なので目視点検、確認なのではないですかね?
じゃなかったらわざわざ強度のかかる場所を
溶接で仕上げたりしないでしょうし。
ハイグリップタイヤを履いてゼロヨンとかで駆動を一気にかけるような激しい使い方だとエンジンが前後方向にねじれるような動きをするはずなので
マウントの締め付けが強いと逃げがなくてそれに負けちゃうのかな?
ZX-14から不具合事例が出てきているってのがそんな感じですよね。
あるいは製造上でアルミの溶接が上手く出来ていない個体があるのかもしれませんね。
#アルミの溶接ってとても難しいらしいので
初めまして♪
同じ意見の方がいて良かったぁ。
危険だナンだと、反対意見ばかりで
責められるかと思ってました(笑)
楽しく乗れなければバイクじゃない…
その言葉につきますね(〃⌒ー⌒〃)
確かに溶接は個体差があるのかもしれませんねぇ。
この部分は、完全に壊れてしまうと
バラバラにはならないけど、リアショックが抜けちゃいますからねぇ。
走行不能にはなるでしょうね。
USからのレポートとかで、200kgクラスの巨体で
ガッツンガッツン ジャックナイフとかしてる
ウォンウォン系の人達を見る事があるけど
あんなんやってたら、そりゃあ逝っちゃうマシンもあるかな
なんて思っちゃいます。
普通に日本で乗ってる限り、TOMOさんの言うとおり
いきなりの全壊はあまり考えづらいんですよねぇ。
完全にカワサ菌にやられてます(爆)
前車(遠征号)の現オーナーさんにはショップ通して今回の件伝えました。
08もアク出し出来る位走りたいですが(忙)
今回のクラック箇所よりもインナーカウルのクラックが気になってます・・・・
やんわり締めてるのですが(汗)
追伸
リンク廻り分解整備(素人整備)した際結構オーバートルクな箇所ありましたw
機会があればステム廻りも検証したいです・・・
ああ、これが噂のアレですかぁ、くらいにしか
思ってなかったですけど、
やっぱり一応見てもらおうと思います。
「TOMO」さんのコメント内容に思い切り該当するわけですし・・(汗
締め付けトルクといえば、ドライブスプロケットを
1T小さい物に交換したときですが、
スプロケットを留めてるボルトが緩まないのなんのって。
インパクトレンチ全開でもビクともしないので
70センチくらいのハンドルを買ってチャレンジするも、
ギアを入れているにもかかわらず今度は後輪が回転。。
結局ホイールに2センチ経の無垢の鉄棒を差し込み、
スイングアームに噛ませてロックした状態にして
ようやく緩めたという事がありました。
いったい何キロで締まっているのやら・・でした。
お祝いコメントありがとうございます~(≧∇≦)
バイク買うときにいろいろ調べたけどヤマハもSUZUKIもクレームでてました。
ZX-6Rもオイル漏れが仲間うちででてきて、クレーム対象なのか?話題になったり、新米君の05 ZX-6Rはエンジンからどでかい異音がしてKawasakiでクレームだったので責任持って直してくれました。(エンジンがほとんど新しいパーツになったそう(笑)
私の06は何のトラブルもなく運なんだなあ!あたりがよい、わるいという感じにしか受け止めてません。
ZX14...こっちのガタガタ路面のフリーウエイじゃ心配ですね、でも08から心配ないなら安心ですね!
普通の道を普通に走行する分にはだいじょうぶ!という感じですかね。
寂しいって、あんたっ、病気だよ、病気(爆)
あたしゃ負けたよ…
恐るべし、カワサ菌の威力。
ところで、インナーカウルなんかに
クラック入るんだぁ…
確かにどこまでも締められるし、
ンなとこトルクレンチ使わないし…
今度取り外す時、気をつけよう。
ドラッグレースに参加しているmotoさんにとっては
確かに心配ですよね…
あんなとんでもないタイヤとか履いてるし(笑)
って、笑い事じゃないっスね、失礼しました。
motoさんは特に定期的な点検が必要でしょうね。
それこそレース毎に診てもらった方がいいかも。
しかし、金縁ステッカー…、メッチャかっこいいっス♪
ベルさんも同じ考えとは、嬉しいっスねぇ。
そうなんですよ、けっこうどのメーカーもキツいリコール、やってるんですよねぇ。
その精度で有名な某メーカーのマシンなんて、ハンドルにクラックとか言ってるし。
いちいち全部のリコールを必要以上に気にしてたら、
乗るモン無くなっちゃいますからねぇ。
ベルさんから、USの道路事情を聞いていたから
きっとこういうところから、ZX-14の不具合が浮き出てきたんだろうなと
思っちゃいました。
そういう意味ではホント、日本の路面は綺麗ですからねぇ…
変な事しない限りは、いきなりドッカーンとは逝かないと思うんですよね。