![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/6d/b7f0a78377461c96ab98a49f403dad0d.jpg)
PCがクラッシュしたシワ寄せで、仕事が随分と詰まってしまい
この1週間も何かと時間に追われる生活になってしまった。
新号が発売になったカワサキバイクマガジン。
このVol.102 2013年7月号にも
引き続き西村氏の記事『思い出せ、あの瞬間を』にて
挿絵をやらせてもらってます。
が、今回掲載されたイラスト、
実はPCクラッシュのドタバタ劇真っ只中で締め切りを迎えた代物。
必要以上に大変な思いをしての製作となってしまいました。
関係者の方々にはご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
と、こんなところで言うことでもないんですが。。。(;´▽`A``
さて、
今回のタイトルは「自縄自縛(じじょうじばく)」。
「300km/h」
特にZZR1400、ZX-14Rのオーナーさんには
このキーワードに思わず反応してしまう人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな時速300キロの世界が舞台です。
アウトバーンならではのエピソードですね。
![カワサキバイクマガジン 2013年7月号vol.102](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7a/b803470e8d76ba4364e1c3dfff4171b4.jpg)
ほんのコンマ0何秒前にはただの点に過ぎなかった前走車が
一瞬で大きくなってしまったというのが今回のシチュエーションです。
エピソード自体は、西村氏の記事本文を読んでいただくとして
このイラストについての裏話をちらほらと。。。
以前の挿絵の紹介記事でも書いたことがありますが、
今回も描かれているコックピットは
実は俺の愛機、「黒風」なんです。
本来であれば西村氏のZZR1400を使うべきなんですが
さすがにドイツまで取材に行くわけにもいかないですからねぇ。
自宅の前で撮った黒風のコックピットを加工して、イラストの素材としています。
今回の撮影にあたって、ちょっと拘った所があるので、ご紹介。
ZZR1400のメーターには
「マルチファンクションメーター」というのが装備されています。
メーター中央にある液晶画面がそうなんですが
ここには「ギアポジション」も表示されるようになっています。
時速300キロ超となると、どうしてもここは「6速」じゃないとおかしいわけです。
なので、わざわざ撮影時に6速に入れて撮ってあるんですねぇ♪(*ゝー・)b
バカですねぇ(笑)
![カワサキバイクマガジン 2013年7月号vol.102 ZZR1400 ZX-14R](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/a9/bb1c876cf0ed95cfaad92a17ae12fb99.jpg)
ZZR1400のギアはタイヤが回っていないと2速以上には入らない機構になっているので
そこはそれ、ちょっと工夫して撮りました。
詳しくは書きませんが
ちょっと危険なので、皆さんはやろうとは思わない方がいいかもしれません(∂ヮ≦* )b
ガソリンが無いのに関わらず、「RANGE」(航続可能距離)が
とんでもない数字になってますが・・・( ̄▽ ̄*ゞははは
まぁ、フルブレーキング中だというシチュエーションなので、
それはそれでリアルな数字なのかな?(笑)
ところが結局、苦労して撮った割には
製作過程で色々とエフェクトを掛けたりしていたら
最終的なイラストでは、その「6速」が
見えなくなっちゃったんですけどねぇ。。。( ̄∇ ̄*)ゞぶははは
実際に掲載された挿絵↓
![カワサキバイクマガジン 2013年7月号vol.102 ZZR1400 ZX-14R](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/07/2e8dae1676871e5e13f99cc69aabc699.jpg)
KBMに載っている挿絵は、こんなブログよりかなり高解像度になってます。
掲載されたものを見れば、その「6速」が見えるかもしれません。
よかったら確認してみてくださいね♪
ま、見えたとしても、6速と言われなければわからない程度なんでしょうけど(笑)
たかが6速、されど6速・・・
意外とそんな些細なことでも、
イラストにリアリティを追加することに繋がったりするんですよねぇ。。。
反面、今回のイラストでは、わざとリアリティに欠ける表現もしています。
それは、ライダーから見た世界そのものの見え方なんです。
自分の経験から言うと、もっともっと見え方が違っていた筈なんです。
(あくまでクローズドコースでの経験ということで…)
上のイラストより視野は狭まり、視野周辺がもっともっと溶けるようになっている筈なんです。
そして視野周辺というのは色をあまり感じないという習性と
明るさに対して敏感になるという習性もあります。
全神経が前方に集中していることもあり、意外と視野中央はクリアに見えていたりもします。
これらの要素を全て加味して描くと、下のイラストのようになると思うのです。↓
(わかりやすくするため、中央の車は消してあります)
![カワサキバイクマガジン 2013年7月号vol.102 ZZR1400 ZX-14R](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d4/6ff0cb67b21d7cb206c474f1886fc9ef.jpg)
実際にこの速度を体験した人にはわかるかもしれませんが
こちらの方が実際に見た世界に近いと思います。
少なくても俺にはこんな風に見えていました。
人間の目の構造や習性、感情や神経の集中の度合いなどによって
車載カメラの映像などとは異なった世界がそこにはあると思うんですよね。
ただ、これをやってしまうと、何を描いているのかがわからなくなってしまうんです。
標識なんて、溶けてしまって何がなんだか・・・
そこには標識が描かれているとわかっていて見れば、
それが標識だとちゃんと認識されるかもしれませんが
何も知らずに初めて見る人にとっては、
おそらく何が描かれているかは理解できないでしょう。
一応「挿絵」ですからねぇ。
最低限の説明は必要だと思うのです。
そういったことを色々踏まえて、掲載されたイラストの表現に落ち着いたのでした。
今回のカワサキバイクマガジンには、KCBM名古屋や
ZZR1400-tomo.netの浜名湖MTのレポートも載ってましたね。
と、さらにページをめくっていると、なんとびっくり
このブログでもコメントしてくれたこともある、ひとみんさんが
姉御カワサキにっ出演してるじゃないっすかっ!!!!Σ(◎o◎ノ)ノ
あまりに唐突だったもんで、すっげぇびくりした。(笑)
とまあ、今回も色々盛り沢山なカワサキバイマガジン、
まだという方は、よかったら是非とも読んでください。
西村氏の記事『思い出せ、あの瞬間を』も併せてよろしくです~♪(*≧ω≦)ノシ
いつ、誰が気づくかとヒヤヒヤしてるんですからwww
でも、ワタシのブログにきてる方で黒影さんのところに来ている人は少ないだろうから、まぁばれまいw
いや~あのとりとめない話をここまでまとめあげるなんてさすがプロだなぁと思いましたよ~。
黒影さんに-10歳くらい顔写真加工してもらえばよかったwww自撮りはよくしてましたけど、あんな風にモデル立ちで正面から撮ってもらうのは照れます。黒影さんの奥さまはいつもすてきな立ち居振る舞いと笑顔のお写真でステキだなぁって思います~。モデルさんなのですか?
姐御カワサキ、今まで若くてかわいい子ばっかりだったんでいいんですかぁ?って抵抗したんですけどwwwでも、もっとばあちゃんになったときのいい記念になるかなぁと思いましてw
6月までは多忙でいつも読み逃げですが、いつも拝見してますよ~!
注視している部分の描き方とか、その外側の流れていく部分の見え方とか。
自分の目で見たものを絵で表現出来るのって、凄いなぁ~!と不器用な自分は何時も思います。^^
本号のzz-tomoミーティングで愛機もチラリと写ってます。
スタッフの方に売り込み掛けて単独写真も撮っていただいたのですが・・・残念、掲載ならず><
塗装に『ヒビ』がΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
厚化粧な機体なんで…
のらりくらり走ってますσ^_^;
あははは、俺が書かなくてもすぐバレるって(爆)
KBMの読者って多いんですから。
てか、出るなら出るで、言ってよ~っ!
マシ、びっくりしたんだから~!!!(*≧Д≦*)ノシ
コーヒー噴出しそうになったわ。
って、言うわけ無いですよね www
あらためてKBMデビュー、おめでとうございます♪(*^∀^*)
しかしひとみんさんの記事、内容濃かったですねぇ。
むしろページが足らないぐらい www
とっても読み応えありました♪
モンエナ軍団の左から2台目ですね♪
前走車の無い方の絵にリアル感を抱いて頂けましたか(*∩_∩*)
この絵はこの絵で、ある意味正解ということなんでしょうかね。
記事、是非是非チェックしてください♪
そしてついでに6速もチェックしてやってください(笑)
普通だったら
『ヒビ』って、んなアホな・・・
と言うところでしょうけど、96さんのマシンはなぁ・・・
あの綺麗な塗装じゃ、俺だったら怖くて外走れないかもwww
ちょっとした小石でもはねたらなんて思うと、怖くて怖くて。('ヮ`;)
特にホイールなんて鬼塗装だもんなぁ。
いや、ホントすごいマシンだ。
みごとで、素敵だと思います。
ありがとうございます。
こういう挿絵に対してリアルに感じたというのは、
最高の褒め言葉ですね♪