

大日本プロレス 赤レンガ大会 『ロミオ VS ジュリエット』
あの名作『ロミオとジュリエット』のプロレス版

こんなん、よー思いつくわ

前作『リア王』もなかなか面白かったので、今回も楽しみにしてた

ぶっちゃけ、原作の内容はほとんど知らない

ロミオとジュリエットの悲恋という事ぐらいしか…
そんなわけで、ホントに真っ白に…全くのオリジナルとして観た

試合を挟みながら劇は進められ、ロミオ役



やってることはいつもと同じデスマッチ

お互い血を流しながら、体をぶつけあってた
そして、最後の葛西選手のマイク

『正直俺っち、あと何年出来るかわかんねえ。でも沼っち、死ぬまで俺と組んでくれ!』
こんなん涙声で言われたらオイラも泣くに決まっておろう


三田さんのブログによれば、このセリフは台本とは全く違うセリフだったらしい。
葛西選手らしい、職業プロレスラーから出た本音

ギャラが高いわけでもない。
体だってあちこち壊れまくってる。
でも、自分の在るべき場所だと信じているから、続けてこられてる

見た目の偏見や中傷もあるだろうに、真っ直ぐに突き進んでる姿は、葛西選手だけじゃなく、どんな人でも心に響く

葛西選手はきっといつかリングを下りて、子煩悩で愉快なパパになる将来を見ているんだと思う

それは逃げでもなんでもなく、まぎれもなく自分の生きる道

そんな未来を見据える葛西選手だから、リング上でも輝いているんだろうな

ロミオとジュリエット
最初このタイトルを聞いたとき、一番最初に思いついたのは、045邪猿気違’Sでした。
本当に、彼らじゃなかったら、成りえなかった興行でした。
いやぁ、感動したなぁ

この際、内容はどうでもええねん。
終わり良ければなんとやらって言うやろ

それやそれや

