「あの子」を掴んだ日から、10日程経った頃、
次女子が、あの子の写真を撮って来ました。
あの膿だらけだった 目の様子は、写真ではよくわかりません。
でも、他の子猫は、みな、健康そうに見えます。
この、ほんの10日の間に、色んな事がありました。
そして、最終、あいちゃんに噛まれたワタシは、
すっかり新しい子猫を飼う自信も無くしてしまった・・・
はずでした。
・・・が、手の傷は、驚くべきスピードで回復して行きました。
そして、心の傷も、、、
残りの人生、元気なうちに、やっておきたい事。。。などと、
真剣に考えた日には、「猫多頭飼い」が、頭に浮かんだりしました。
そんな風にまで思っても、やはり、なかなか、踏み切れません。
家も狭いし、金銭的余裕もないし、
先住猫のあいちゃんとの相性も、飼ってみなければ、わかりません。
そんな状況でも、新しい猫を迎え入れる為には、何か、
「どうしても拾わなければならない理由」
が、ないといけない。とも、思いました。
そして、それは、あの子を掴んで、ちょうど、2週間目の夜の事でした。
次女子が、仕事帰りに、また猫を見て来ました。
すっかり酔っぱらっていたワタシが、願望を垂れ流していると、
次女子が、一緒に拾いに行くと、言い出しました。
しかし、そう言われると、気持ちは怯みました。
欲しい気持ちは 膨らみ続けるばかりですが、不安材料だらけですから。
ぐずぐずしていると、ゲームをしていた長女子が、口を開きました。
・・・わかりません。
あの夜、ワタシは 驚き過ぎて、見るのを忘れてしまったのです。
そうです、新たな子猫は、先住猫の成猫 あいちゃん(♂)の事を考えれば、
メス猫が、望ましいようです。(ネット情報)
そうだ、もし、あの子がメス猫だったら・・・
その時は、もう、今度こそ、今度こそ、運命と思って、拾って来よう!
ワタシは、そう、決心しました。
(オス同士でも、仲良い子達も たくさんいるみたいですけどね。(^_^))
次女子が、仕事帰りに見かけてから、既に1時間以上は経っていましたが、
猫たちは、まだ、そこでくつろいでいました。
あの子は、今夜も車の下にいました。
そして、ワタシは、落胆しました。
ワタシが、そこら辺を歩いているネコを見て、勝手に思っている事ですが、
どうも、メス猫の方が、足先が 細いように思うのです。
ワタシ達が、グズグズと悩んでいると、
隣家の人が、車で帰って来られました。
不審なワタシ達を見て、驚かれたようですが、
「 猫? ああ、持って帰って~。困ってるのよ。」
と、言われました。
しかし、やっぱり、心配されたようで
ワタシは、慌てて自分の家と、名前を名乗りました。
(そりゃそうだよね~、いい大人が二人、人んちの車の下、覗いてるんだから。(^-^;ゝ゛)
もう、こうなると、捕まえる努力もせずに、帰る訳には、行きません。
ワタシは、腹をくくりました。
しかし、車の音や、ワタシ達の話し声で
子猫は、車の下にすっかり隠れてしまっていました。
これでは、捕まえる事が出来ません。
あらあら、残念、と、思った時でした。
次女子のポケットがら、犬のクッキーが出て来ました。
クッキーを投げると、子ネコ達は、警戒しながらも、 出来てました。
すったもんだの挙句、ワタシはまた、あの子に手を伸ばしました。
あの子は、また、簡単に捕まりました。
目を怪我した「あの子」には、可愛いタマタマが付いていました。
「雄猫」でした。
だけど、、、
ワタシは、もう、「あの子」を、戻す事が出来ませんでした。
心配事は尽きませんが、それ以上に、もう、後悔したくないと思いました。
結局、「あの子」は、運命も クソも へったくれもなく、
ワタシの勝手で、連れて帰られる事になりました。
ワタシは、そのまま、逃げるように家へ帰りました。
気持ち的には、拾ったと言うより、誘拐に近い気分でした。
また、新たな「ゴメンね」が、生まれてしまいましたが、
その子達は、今も誰かに、ご飯をもらっているようで、すくすくと、育っています。(´_ゝ`)
と、言う事で、ワタシは、やっとこさ、子猫を拾いましたとさ。めでたし、めでたし。(^_^;)ゝ゛
<子猫を拾うまでの話・おしまい>
オチもないのに、ダラダラ、長々、読んでくれてありがとうございました。
人気ブログランキング あっと言う間に 12月も半ば。
にほんブログ村 すいません、少々加筆しました。m(_ _)m
嵐があと2週間て、言われても、全然、実感できなくて。
でも、歌番組で相葉ちゃんが泣いてるように見えた時は、グッと来るものがありましたけども。
そいえば、うちの日立の冷蔵庫ね。
この夏、製氷機の調子悪くなりましてね、冷凍も冷蔵も今の所は難なく使えてるんですけどね
冷蔵庫は、、、まだ、休止せんでもええねんで。と、願っています。( *´艸`)♪