伏見に行きました。「まだ行ったことが無い」と言うだけの理由です。
伏見は「酒造りの街」で、「鳥羽伏見の戦い」「寺田屋事件」と幕末の大きな事件の舞台となった街です。
三条京阪まで歩き、京阪電車に乗って伏見桃山駅で下車。駅を出て直ぐの大手筋商店街を右手に進み、御香宮神社に向かいました。
近鉄京都線の「桃山御陵前」を過ぎると、大きな鳥居が見えてきます。→
それをくぐって少し行くと、左側が御香宮神社の表門(伏見城の大手門だそうです)があります。
表門です→
中に入り、本殿に向かいます。
御香宮神社は、境内から「香」の良い水が出たことから「御香宮」となったとのことで、鳥羽伏見の戦いで薩摩藩の本陣が置かれましたが、幸いにして戦火を免れています。安産の神様でもあるようです。
拝殿、奥に本殿が見えます→
本殿の左手に「御香水」があります。→
写真の水は飲めませんが、直ぐ左に飲むことの出来るところが有りました。万病に効くそうですので、当然、飲みました。
小堀遠州ゆかりの庭園もあります。→ 本殿奥の境内→
神社を出て、大手筋商店街に戻り、左手に下って酒蔵街に向かいました。酒蔵の並ぶ石畳の風情ある通りで、月桂冠大倉記念館があります。
酒蔵街→
更に進んで、川を渡ると「長健寺」です。京都で唯一、弁財天を御本尊とするお寺とのことです。「閼伽水」と呼ばれる名水(飲むことは出来ないようです)も湧いていました。
手前にある「十石舟」乗り場→
山門と境内→
川沿いを歩き、「寺田屋」に向かいます。
川岸から見た酒蔵の風景→
蓬莱橋を右に渡り、最初の道を左に曲がると、坂本龍馬が襲撃された「寺田屋」があります。現在も、宿として使われています。
寺田屋です→
来た道を戻り、交差点を左に曲がると「キザクラカッパカントリー」、竜馬が駆け抜けたと言われる「竜馬通り商店街」です。
商店街に出て交差点を左に曲がると、油売りが「こぼした油の残りを地蔵尊にかけて供養したところ大金持ちになった」という由来のある西岸寺(油掛地蔵さん)があります。ここは、松尾芭蕉も訪れた所だそうです。
油掛地蔵→
寒くなってきたので、京阪「伏見桃山駅」に戻り、御池に帰りました。途中、油掛商店街の突き当たり右手に、名水「白菊水」があります。お酒の仕込水で、汲んで帰る人が並んでいました。
白菊水です→
今日のお土産は、清酒「キザクラセット」と「酒まんじゅう」です。
御池通には、御池桜が咲いていました。
今日の歩数は、15,000歩。
最新の画像もっと見る
最近の「京都散歩「冬」」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事