床屋さんに行こうと思い、寺町まで出かけてきました。まだ家にいた娘が、「暑いから熱中症にならないようにね」と珍しく心配してくれました。「心配されるほどの高齢ではない」と心の中では強がっていましたが、外に出ると「暑い!」。
室町通を四条まで下りました。途中にある菊水鉾の町会所に提灯が飾られていました。
この鉾は「昭和になって再建されたもの」と京都新聞に出ていました。他にも昭和になって再建されたものに、ユーモラスなカマキリで有名な「蟷螂山」や、「四条笠鉾」「綾傘鉾」があるようです。
四条通には駒形提灯が飾られ、「コンチキチン」の祇園囃子が流れていました。この音を聞くと「祇園祭だな」と感じます。途中にある人形屋さんの店先には、恒例の「山鉾」のミニチュアが並べられており、観光客の方が楽しそうに眺めていました。
ゴーストのように見えるのは、写真をとっている私の姿です。気が付きませんでした。
四条通は、思ったほど暑く感じませんでした。原因は、各お店から流れ出る「エアコン」の冷気です。バス停にも「ミストシャワー」があって涼しさを感じます。この時期の散歩は、四条通に限ります。
散髪を済ませ、寺町通に出ると、浴衣姿の涼しげな女性が目につきました。
浴衣の柄が「どこかで見たような気がする」と思っていましたが、京都新聞の電子版の「祇園甲部の芸舞妓が芸事の上達を祈願する「お千度」が7日、京都市東山区の八坂神社で営まれた。京舞井上流家元の井上八千代さんと門下生約80人が、夏の日差しが照りつける境内を訪れて、おそろいの白い浴衣姿で参拝した。」という記事の写真にあった浴衣の柄でした。(写真を拝借)
芸舞妓さんだったんですね。流石に綺麗な着こなしでした。
新京極の通りも錦市場も駒形提灯が飾られ、街中は「祇園祭ムード」一色です。錦市場には、この時期の「鱧」が美味しそうに並べられていました。
昼食に「鱧寿司」を食べようと思っていたのですが、婆さんから恨まれそうですので止めました。明日、婆さんが京都に来るようなので、それからのお楽しみということで。
ちょっぴり祇園祭の雰囲気を味わうことのできた散歩でした。「歩数計を忘れた!」
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