28日に京都に来ました。長野は、観測史上最速で「梅雨明け」となったようです。
今日は30日。6月最後の日ですので、「夏越大祓(茅の輪くぐり)」を体験してきました。あちこちの神社で行っているのですが、15時から神事を行う「護王神社」に参列することに決めました。
下の孫娘はクラブ活動に出かけてしまったので、上の孫娘を誘ったところ珍しく「行きたい」と返事がありました。帰りにアイスクリームを買ってやる」という約束に反応したわけですが。
護王神社は、烏丸通に面した御所の西側にあります。イノシシが「神の使い」とされており、狛犬ではなく狛猪が置かれていて、別名「イノシシ神社」と呼ばれています。足腰の病気が回復する神社としても信仰されています。
烏丸通を歩いて行きましたが、御所まで来たあたりで雨の降りそうな空模様になって来ました。
護王神社には茅の輪が飾られ、すでに多くの人が集まっていて、茅の輪をくぐっている人達もいました。
参列の受付で、神事の次第、人形の入った紙包、団扇が渡されました。
頭上には綺麗な夏空が広がりました。ただ、神事の途中から黒い雲が広がり雷も鳴りだしたのですが。
「大祓詞」を五度唱える「百度祓」から神事が始まりました。孫娘も真剣に「大祓詞」を唱えていました。よほど反省することが多かったのでしょう。
「大祓式」も終わり、宮司さん達を先頭に茅の輪をくぐります。その時に、「みなづきの夏越の祓する人は 千歳のいのちのぶといふなり」という拾遺和歌集の和歌を唱えながら、8の字を書く様に回ってくぐります。
参列者が多く、茅の輪をくぐるのに時間がかかりましたが、終了後、参列者に授与される「茅の輪御守り」を頂いて帰りました。
境内では、参拝者から集めた「穢れを移した人形」を燃やす「人形燃納」が行われていました。
穢れを祓い夏の暑さに耐えて疫病や災厄から免れるという「夏越大祓」に参列することができて、何となく身体がすっきりしたような気がしました。
暑い中でしたが、良い経験が出来た散歩でした。明日から7月、いよいよ祇園祭が始まります。
今日の歩数は、6,669歩。
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