鉾の「曳き初め」に出かけてきました。予定では、14時から15時30分の間に、各鉾の曳き初め開始となっていました。
室町通を下がっていくと、「山伏山」の山建てが始まっていて、会所も飾り付けが行われていました。ここは、明日から「茅の輪くぐり」が行われると聞いていますので楽しみです。
四条通の近くに来ると、菊水鉾の向こうに、四条通を進む函谷鉾が見えました。
急いで四条通まで行き、函谷鉾の曳き初めを見学しました。室町通と四条通の交差点は、菊水鉾、函谷鉾、月鉾、鶏鉾が集まっているので「鉾の辻」と言われています。色々な鉾を見ることが出来るので、多くの見物客が集まっていました。
四条通を渡り鶏鉾に行きました。ここは、鉾の隣が「池坊短大」ですので、ここの生徒さんが浴衣姿で曳き初めに参加しています。こんな風景を見ることが出来るのも曳き初めの時だからこそです。
鶏鉾が四条通まで進んだので、その先に菊水鉾が見えます。会所まで戻る鶏鉾を見てから月鉾に向かいました。
月鉾では、ちょうど「囃子方」が乗り込むところでした。もう少し待つと曳き初めが行われたのですが、それを見る人達でいっぱいでしたので、写真だけ撮って菊水鉾に行くことにしました。
菊水鉾では、運良く曳き初めに参加することが出来ました。そこで始まるのを待っていると、四条通を進む月鉾が見えました。その先に鶏鉾も見えます。
菊水鉾の曳き初めが始まりました。綱を引くと言うより、綱を持っている感じで鉾は動いて行きます。狭い通りで沢山の人が綱を持っているので、足がぶつかってしまい、歩くのに苦労しました。良い体験になりましたが。
長刀鉾に向かうため、四条烏丸の交差点の手前で振り返ると、四条通に函谷鉾、菊水鉾、月鉾が並ぶのが見えました。
長刀鉾は、これから曳き初めが始まるところでした。通りの両側は見物客で一杯です。人垣の隙間を見つけては写真を撮ると言った状態です。人気の程が分かります。一番人通りの多い場所に長刀鉾が建っていることもあるのですが。
囃子方、稚児が乗り込んで曳き初めが始まりました。「生稚児」が乗る唯一の鉾です。動き始めると鉾が大きく揺れるので、そのたびに歓声が上がっていました。鉾に乗っている人は、常に揺れている状態なので、気分が悪くなる人(鉾酔い?)もいるそうです。
長刀鉾が通り過ぎるのを待って、混雑している四条通から東洞院通に入って帰りました。14日からの「宵山」は、例年のことではありますが「大混雑」だと予想できました。出かけるならば14日の「宵・宵・宵山」がお薦め。この日は、屋台もまだ出ていないと思いますので。
距離は短い散歩でしたが、祇園祭のムードをしっかり味わうことの出来た街歩きになりました。
今日の歩数は、3,656歩。
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