今日の長野、午前中は晴れ間もありましたが午後からは曇り空。気温も15度程度で肌寒さを感じます。
5月8日、円山公園まで朝散歩の後、婆さんは娘のマンションへ行ってしまいました。「お昼はバーベキューだから、必ず13時までに来るように」と念を押して。
それまで私には時間があるので、ホテルでゴロゴロしているのは勿体無いと、清水寺界隈を歩くことにしました。
五条坂を上がって茶わん坂との交差点に、1725年に木食正禅養阿上人がこの地に再興した「安祥院」があります。ここには地蔵堂に安置する地蔵尊を「日限さん」と呼び、日を限って祈願すれば諸願成就するという信仰があります。 境内にある山桜は京都市の保存樹に指定されていて、私は満開の時に見に来ましたが、境内を覆うように咲く姿は見事です。
本堂と「日限さん」の地蔵堂。
茶わん坂から清水寺に向かうことに。
茶わん坂は、清水焼の窯が多く集まっていましたが、今は陶器を販売するお店が並んでいて、それが名前の由来となっています。
坂を登り切ると清水寺、振り返るとかなり高い場所に来たことが実感できます。
三重塔の下から仁王門に向かいます。
仁王門を横切り、石仏群の方に回って境内に入りました。この辺りは青モミジのトンネルのようになっています。
本堂には入りませんでしたが、子安塔(室町時代建立の重要文化財)を眺めてきました。子安塔から見る清水寺と市街地の景色は絶景です。
三重塔へ向かいます。木々の間から京都タワーを望むことが出来ます。
三重塔と西門。西門を通して見る市街地の景色は、私のお薦めポイント。
仁王門へ。清水坂には多くの参拝客の姿がありました。連休中はもっと多かったのではないでしょうか。
仁王門を抜けて清水坂を歩きます。日曜日と言うこともあり混雑していましたが、目に付いたのが修学旅行の生徒さん達。久し振りにその姿を目にしました。
清水坂の雰囲気を楽しみながら、「七味屋本舗」の横から産寧坂を下りました。朝の散歩で見た誰もいない産寧坂も良かったのですが、観光客の姿が見える景色は何となく落ち着きます。
二寧坂の手前から八坂の塔へ向かいました。この景色も京都らしくて「京都に来たな~」と言う気持ちになります。
八坂の塔から八坂通を下がって直ぐにある「八坂庚申堂」へ。カラフルな「くくり猿」で撮影ポイントとして人気です。「映える!」と言ったところでしょうか。今日も若い人達がたくさん訪れていました。
ここで時計を見たら12時30分、散歩は終了です。
八坂通から東大路通に出てマンションに戻りました。
今日歩いたところは定番の観光コースですが、「the京都!」とも言える景色の中を歩いて、ようやく京都に来た実感が湧きました。
今日の歩数は、朝散歩との合計で14,188歩。良く歩いたのでお腹がすきました。バーベキューが楽しみです。
「ずくだせアルバム:清水寺から八坂の塔」