曇ったり晴れたりの長野です。28度くらいまで気温も上がるようで、病み上がりの爺さんは困っています。体調の回復は順調ですが!
5月19日、四国旅行も最終日の朝を迎えました。お昼の列車で長野に帰る予定です。
昨夜は早くベッドに入ったので、今朝は6時半に起きてしまいました。カーテンの隙間から外の様子を見ていると、「起きているからカーテン開けても良いよ!」と婆さん。
雨は降っていませんでしたが、どんよりとした曇り空。屋島方面と眼下に玉藻公園が見えました。屋島には行きたかったのですが時間的にもちょっと無理でした。
雨も降っていませんし、散歩をしている人の姿も見えたので、私も玉藻公園へ「朝散歩」に出かけることにしました。婆さんは「行きませ~~ん!」。
ホテルの前、道を1本渡ると玉藻公園です。玉藻公園は、高松城(玉藻城)跡を公園として整備し一般開放されたもの。
実は私、仕事を入れると過去3回高松を訪れています。栗林公園には行ってましたが、この玉藻公園を訪れたことがありませんでした。お大師さまから旅行最後のプレゼントです。
入園料を払って入園。朝の5時半から開園しているようで、ボランティア団体が頑張っています。丸みを帯びて見えるビルは、宿泊したホテル。
パンフレットを頼りに天守跡を目指します。見えてきたのは「鞘橋」、本丸へ行く唯一の連絡橋です。
本丸跡が見えてきました。
天守は明治17年に取り壊されましたが、再建に向けて動いているようです。
天守台展望デッキからの眺め。水門、この堀は海につながっているため、水位調整のために設けられています。
天守の石垣を見ながら進むと「桜御門」。この門は令和4年に復元されたものだそうです。
門を潜ると「艮櫓(うしとらやぐら)」、重要文化財になっています。なかなか良い姿をしています。
石段を上って見た景色です。
桜御門に戻って「披雲閣庭園」に向かいました。
「披雲閣」は藩主の住居で、昭和天皇・皇后両陛下も宿泊された重要文化財です。
庭園は枯山水庭園で、江戸時代の一部が残っているようでした。
ここまで来た時に小雨がぱらついてきたので、散歩を切り上げてホテルに戻りました。
良い散歩が出来たので、朝食は美味しく頂きました。昨夜買ってあったコンビニのサンドイッチですが!
ホテルのチェックアウトは12時。それまで私はホテルで「ゴロゴロ」、婆さんはホテルや「高松シンボルタワー」のショップで買い物と、それぞれの時間を過ごしました。
高松駅を12時10分のマリンライナーで岡山に渡り、長野に向かいました。
長野には19時前に無事到着。婆さんが作ってくれた夕食の冷凍うどんは「讃岐うどん」でした。
今回の5泊6日の四国旅行、無事に帰ることが出来ましたし、雨を心配したのは最後の高松だけ。まさにお大師さまに守られた旅行でした。
今日の歩数は、6,607歩。旅の最後には、玉藻公園で朝散歩も楽しむことが出来て、私にとっては良い締めが出来ました。
本当に旅行は「良いなあ~!」、コロナで心の隅に閉じ込めていた「旅行の虫」が目を覚ましたようです。