昨日から一転、どんよりとした曇り空の長野です。暖かですが、風もあって時々雨が降ると言う一日になりました。
昨日(25日)は春の良い天気、気温が19度を超えて四月下旬の気候になりました。
新聞で、長野に「春を告げる花」として親しまれている「ロトウザクラ(魯桃桜)が開花した」とありましたので、婆さんと出かけて来ました。
この桜は善光寺に近い長野市立図書館の庭に咲いています。この暖かさで開花が進んだようで多くの花が開いていました。ペットボトルで作った風車も、春の風に吹かれ「くるくる」と回っていました。
この桜、実は学名が「ハヤザキモモ 」、つまり「桃」ということになりますが、花が桜に似ているので「ロトウザクラ」と命名されたようです。でも長野市民には「桜」です。
中央通りに戻り、商業施設「ぱてぃお大門」の中庭にある「河津桜」も見に行って来ました。この桜は、本当に長野で一番早く咲く「桜」です。前回立ち寄った3月4日には開花していました。今日は、満開です。
御開帳が間近い善光寺の様子を見に行くことにしました。
善光寺御開帳は7年に一度の開催。本来なら昨年でしたが、コロナの影響で1年延期され、5月までの期間を6月までとして開催されます。
大門の交差点にある梅の花は満開。ここの梅も開花は早いです。
今日の中央通り、平日ですが参拝客の姿も多く、春休みになっているせいか若い人達の姿も多く見られました。
参道の両脇には「吹き流し」が飾られ、御開帳を迎える準備が進んでいるようです。
仁王門の横にある早咲きの桜もチラホラと花が咲き出していました。
仲見世通りも賑やかで、新しいお店も開店していました。御開帳までに新規開店するお店もまだあるようで、若い人には喜ばれそうです。
久し振りに看板犬の居眠りをしている姿を見ました。本当に気持ちよさそうな顔をしています。名前が「健太郎」と言うことを初めて知りました。
山門を潜って境内へ。山門の回廊には「祝 御開帳」の文字が掲げられました。
本堂には、新しい幔幕と吹き流しが飾られていました。本尊と綱で結ばれる「回向柱」は、27日に建てられるようです。
本堂に上がってお参り。「平和、健康、コロナ終息」です。
本堂の周囲にも吹き流しが飾られて、御開帳ムードも高まって来ています。
県立美術館へ向かう参道脇の梅を見て来ました。この1本だけが満開です。
城山公園の方にも行きたかったのですが、婆さんが「今日は、8千歩以上歩かない!」と宣言していますので断念。境内に戻って大勧進の「護摩堂」に寄って来ました。
護摩堂の前には、不動明王と縁を結ぶ「結縁(けちえん)柱」があります。御開帳に合わせて建立さるものですが、柱の名前を初めて知りました。柱に触れて、お不動様に「平和と健康」をお願いしてきました。
帰りに歩いた中央通りの花壇には、あちこちで春の花が顔を見せていました。
たっぷり春の陽射しを浴びて歩いたので、うっすらと汗ばむ程。顔も日に焼けて火照っていました。
今日(25日)の歩数は、8,512歩。あちこちで春を感じることが出来ましたし、御開帳間近の善光寺の雰囲気も知ることが出来たので、久し振りに「華やいだ気分」になった散歩でした。
「ずくだせアルバム:長野にも春が!」