下鴨西通に近い白川疏水通沿いの花壇で、遠くから見ると濃紅色の斑点のように見えたのはスイセンノウ(酔仙翁)の花でした。
南ヨーロッパ原産のナデシコ科の多年草で、在来種のセンノウ(仙翁)の近縁種です。高温多湿に弱いことから日本での園芸においては秋まき一年草として扱われることもあります。和名は真っ赤な花が酔っ払っているように見えることが由来だそうですが、こんなに真っ赤だと飲み過ぎ?
また、葉や茎に産毛が生えたような姿からフランネルソウ(フランネル草)という別名でも呼ばれます。ネルのように見えますでしょうか?
以前はセンノウ属に分類されていましたが、現在はマンテマ属に分類されているようです。花はセンノウにそっくりですが、葉のかたちや対生する葉の間から2つ3つと枝分かれする姿はこちらもヨーロッパ原産のムシトリナデシコにそっくりとも言えそうですね。
また先ほどの和名に関してだと、この枝分かれした茎に一輪ずつ花を咲かせることから「一人娘」という名前で呼ぶ地域もあるようです。植物にしてみれば大きなお世話なのかもしれませんが、片や「酔っ払い」で片や「娘さん」とは、何だか両極端な命名にも思えますね。
南ヨーロッパ原産のナデシコ科の多年草で、在来種のセンノウ(仙翁)の近縁種です。高温多湿に弱いことから日本での園芸においては秋まき一年草として扱われることもあります。和名は真っ赤な花が酔っ払っているように見えることが由来だそうですが、こんなに真っ赤だと飲み過ぎ?
また、葉や茎に産毛が生えたような姿からフランネルソウ(フランネル草)という別名でも呼ばれます。ネルのように見えますでしょうか?
以前はセンノウ属に分類されていましたが、現在はマンテマ属に分類されているようです。花はセンノウにそっくりですが、葉のかたちや対生する葉の間から2つ3つと枝分かれする姿はこちらもヨーロッパ原産のムシトリナデシコにそっくりとも言えそうですね。
また先ほどの和名に関してだと、この枝分かれした茎に一輪ずつ花を咲かせることから「一人娘」という名前で呼ぶ地域もあるようです。植物にしてみれば大きなお世話なのかもしれませんが、片や「酔っ払い」で片や「娘さん」とは、何だか両極端な命名にも思えますね。