先週、鴨川河川敷を所用も兼ねて散策していると、五条大橋の南側の寄州に咲く黄色い小さな花。
花の色は違いますが、葉のかたちは、かの悪名高いワルナスビ(悪茄子)にそっくりです。
たぶんナス科の雑草なんだろうけど、なんという植物なのだろうと思い、スマートフォンを取り出して調べようとしたら、花だけでなく風船のような実がたくさんついています。
まるでホオズキ(鬼灯)です。連想できるものが増えたおかげで、さっと名前が出てきました。ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)です。別名のセンナリホオズキ(千成鬼灯)のほうがよく知られているでしょうか。
熱帯アメリカ原産のナス科ホオズキ属の一年草で、属名のとおり近縁種はお盆のときにお供えするホオズキです。畑地雑草として有名ですが、河川敷に生えているのは上流から種子が流されてきて寄洲で発芽したのでしょうか。
河川敷を歩いているといろいろな植物を見つけますが、どうしても帰化植物の外来種ばかりが目についてしまうようです。
以前紹介した鴨川河川敷で見つけた外来種はこちら。
もちろん在来種も生えているのですが……
もう少し南下して、七条大橋付近まで行くと「ひっつき虫」のオオオナモミ(大葈耳)も生えていました。
オオオナモミの若い実(過去記事より再掲。2021年10月)
幼い頃から慣れ親しんでいる植物で、摘んでは投げ合って遊びましたが、先月初旬にひさしぶりに見つけました。でも、こちらも外来種ですね。
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11月が明けました。
今月もどうぞ宜しくお願い致します。
気がつけば、もう11月。今年もあと2か月ですが、楽しく過ごしていきましょう。