以前より東山いきいき市民活動センターの中庭で緑綿と茶綿を育てていることをお伝えしていますが、早くも近畿地方に木枯らし1号が吹いた1週間前の土曜日に風で倒れないように支柱を立てたりしていたところ、実のついた枝を1本、誤って折ってしまいました。
まだ開絮しておらず、このまま処分するのは忍びないので、自宅に持ち帰って日当たりのよい窓際に逆さにして吊るしてみました。つるし柿ならぬ「つるし綿」ですね。これは持ち帰ってすぐに窓際に吊るした緑綿の実を撮影したものです。
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持ち帰った当日の緑綿の実
とりあえず、この1週間はお天気のよい日には朝からベランダの物干し竿にぶら下げて、夜間は室内に取り込んでいます。インターネットで調べてみると同じようなことをしている方がいらっしゃるようで、早ければ2週間程度で弾け始めるようです。
ちょうど1週間経ちました。今朝の様子です。少しずつ水分が抜けてきているようで萼状総苞がかさかさになってきたり萼片が茶色く変色し始めていますが、現時点で開絮が伺えるような際立った変化は見られません。
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1週間後の緑綿の実の様子
弾けてくれると、このような状態になると思います。
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開絮した緑綿の実(過去記事より再掲。2021年10月撮影)
さて、どうなるか。ちょっと楽しみです。もし弾けてくれるようだったら、いまだ開絮していない中庭のワタの実も刈り取って吊るしておいたほうがよいということになるかもしれませんね。
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そして、今月上旬に別件で同じく東山いきいき市民活動センターに伺った際に、途中で立ち寄った鴨川河川敷で摘んだニホンハッカ(日本薄荷)の枝を3本ほど持参し、ティータイムにハーブティーに葉を浮かべたりして楽しんでいたのですが、ひとつだけ水を入れた小鉢に挿しておいたところ、どうやら発根したようです。
センターのスタッフさんから「上手に育てられないから育ててよ〜」ということで、なぜか手元に戻ってきたニホンハッカの苗。わらしべ長者だったらニホンハッカが戻ってこず、もっとよいものが手に入ったのかなと思いながら、赤玉土を入れたビニルポットに植え付けて持ち帰りました。
私も育てるより枯らすほうが得意(?)というような腕前ですが、数日後に小さな植木鉢に植え替えてみました。
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鉢に植え替えたニホンハッカの苗
植え替えて、およそ2週間経ちました。おそらく本格的な冬が到来すれば地上部は枯れてしまうと思いますが、根茎が生き残ってくれれば来春に新芽が生えてくれると思うので、今の間にしっかり根を張ってくれるとよいなと思っています。
こちらも一緒に、ちょっとわくわくしながら観察中です。