先日、早朝の散歩途中で志賀越道と交差するあたりの今出川通で見つけたマルバルコウ(丸葉縷紅)の花。街路樹のイチョウ(銀杏)の木を飲み込むように絡みついていました。
花だけ見ると朱色のオシロイバナ(白粉花)のように見えなくもありませんが、北アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草で、わかりやすく言えばアサガオ(朝顔)の仲間です。
これまで何度もマルバルコウの花は見てきましたが、いつも花ばかりに目がいって花後にできる実まで気にしていなかったのですが、このマルバルコウは若い実もいっぱいついていました。
花は似ていなくても、この実を見ればたしかにアサガオの仲間だという気がしてきます。好きな花のひとつなのですが、外来種であちこちに帰化している姿を見かけるので、手放しで喜んでよいのかどうか悩むところです……