京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

これもオーストラリア原産の樹木でした

2021-05-29 07:03:40 | 雑学・蘊蓄・豆知識
今月初めに、下鴨本通と下鴨西通が交差する交差点近くにある美容院の店先に植えられた、まるでローズマリーの枝先に白い実のような蕾をつけた植物を見つけ、ずっと気になっていたのですが、やっと名前がわかりました。




ライスフラワーという名前の植物で、オーストラリア原産のキク科オゾタムヌス属の常緑低木です。オーストラリア東北部を原産地とし、乾燥には強いようですが高温多湿には少し弱いので鉢植えや軒下に植えるほうがよいようですね。

それと、ずっと蕾だと思っていたのはじつは花で、小さな筒状花が米粒のように見えることからライスフラワーと呼ばれるようです。確かによく見ると筒状花のみのキク科植物の花に見えます。




オーストラリアを原産地とする植物といえば、一番に思い出すのはアカシア(ミモザアカシア)でしょうか。


ギンヨウアカシアの花(過去記事より再掲。2020年3月撮影)


こちらのブラシノキ(ブラシの木)もそうですね。


ブラシノキの花(過去記事より再掲。2019年5月撮影)


ボトルツリーの花はこれまでに一度も見たことがないのですが、樹形がユニークな木でオーストラリア原産です。


ボトルツリー(過去記事より再掲。2018年6月撮影)


他には、写真の持ち合わせがありませんが、ユーカリやバンクシア、イソトマなどがありますね。オーストラリア原産の植物は、何となくユニークなかたちをしているものが多いように感じます。

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