年末年始からずっと寒波に覆われて寒い日が続いていた京都にもひさしぶりにぽかぽか陽気が戻ってきた先週末のことですが、くろ谷さんの通称で親しまれている金戒光明寺の北門を入ってすぐの場所で見つけたのは、ひっそりと咲くキルタンサスの花。
南アフリカを原産地とするヒガンバナ科キルタンサス属の球根植物で、本種は一番よく流通しているマッケニー種の園芸種だと思います。たいていは属名であるキルタンサスの名前で呼ばれることが多いのですが、このキルタンサスとはギリシア語で「曲がった」という意味を持つ「kyrtos」と「花」を意味する「anthos」が語源で、少し反るように曲がった花の形状を表しています。
和名はこの花のかたちを笛に譬え、ツノブエソウ(角笛草)やフエフキスイセン(笛吹水仙)とつけられています。反り方にもよりますが、たしかにアルペンホルンのような形状でしょうか。なお、英名はファイヤーリリー(fire lily)で、これは原産地では春の野焼きの後に咲く花として知られ、花が小さなユリ(百合)のようであることが語源のようです。ヒガンバナの仲間なのに、日本ではスイセンに、西洋ではユリに譬えられるといった違いもちょっと興味深いですね。
なお、花は品種によって夏咲きと冬咲きがあります。耐寒性はあるもののそれほど強くないため、年末年始の寒波の影響かどうかわかりませんが、この金戒光明寺で見つけたキルタンサスの花は、しんみりとした咲き方のように感じました。
南アフリカを原産地とするヒガンバナ科キルタンサス属の球根植物で、本種は一番よく流通しているマッケニー種の園芸種だと思います。たいていは属名であるキルタンサスの名前で呼ばれることが多いのですが、このキルタンサスとはギリシア語で「曲がった」という意味を持つ「kyrtos」と「花」を意味する「anthos」が語源で、少し反るように曲がった花の形状を表しています。
和名はこの花のかたちを笛に譬え、ツノブエソウ(角笛草)やフエフキスイセン(笛吹水仙)とつけられています。反り方にもよりますが、たしかにアルペンホルンのような形状でしょうか。なお、英名はファイヤーリリー(fire lily)で、これは原産地では春の野焼きの後に咲く花として知られ、花が小さなユリ(百合)のようであることが語源のようです。ヒガンバナの仲間なのに、日本ではスイセンに、西洋ではユリに譬えられるといった違いもちょっと興味深いですね。
なお、花は品種によって夏咲きと冬咲きがあります。耐寒性はあるもののそれほど強くないため、年末年始の寒波の影響かどうかわかりませんが、この金戒光明寺で見つけたキルタンサスの花は、しんみりとした咲き方のように感じました。
札幌は猛吹雪!雷が鳴っています。
キルタンサスの花〜愛らしいお姿ですね。
角笛のように見えます(^-^)
札幌の今日の天候は荒れ模様なのですね。京都も朝から雪がちらついているかと思えば日が差したりと、猫の目のように変わる天気です。
暖かくなるような音色で角笛のキルタンサスに音楽を奏でてもらいましょうか。^_^
暖かくしてお過ごしください。