先週日曜日に銀閣寺近くを散策していたところ、住宅街の板塀越しに顔を覗かせるようにしてぶら下がっていたカラスウリ(烏瓜)の実がひとつ。時折吹き渡る寒風にぶらぶらと揺らされても、それを楽しみつつ雲の合間からもれる暖かい日差しのぬくもりを感じているように見えました。
カラスウリの実自体はあまり関心を持たれていないかもしれませんが、中に入っている種子が大黒様の顔や打ち出の小槌のようなかたちに見えることから、この種子を「お金が増えるように」と縁起を担いで、人知れず財布に忍ばせてお守りにすることもあるようです。
また、カラスウリの実から採れるデンプンは「王瓜粉」と呼ばれます。これ自体単独で使用されることは少ないようですが、近縁種のキカラスウリ(黄烏瓜)の実から採れるデンプンである「天瓜粉」の代用や天瓜粉と混和して使用されたようです。天瓜粉は天花粉とも表記されますが、天花粉のほうが馴染みがあるでしょうか。というより「シッカロール」いや「ベビーパウダー」と呼んだほうがわかりやすいかもしれませんが、現在流通しているものは天瓜粉は利用されておらず、滑石(タルク)やコーンスターチ主原料にして製造されています。
カラスウリの実自体はあまり関心を持たれていないかもしれませんが、中に入っている種子が大黒様の顔や打ち出の小槌のようなかたちに見えることから、この種子を「お金が増えるように」と縁起を担いで、人知れず財布に忍ばせてお守りにすることもあるようです。
また、カラスウリの実から採れるデンプンは「王瓜粉」と呼ばれます。これ自体単独で使用されることは少ないようですが、近縁種のキカラスウリ(黄烏瓜)の実から採れるデンプンである「天瓜粉」の代用や天瓜粉と混和して使用されたようです。天瓜粉は天花粉とも表記されますが、天花粉のほうが馴染みがあるでしょうか。というより「シッカロール」いや「ベビーパウダー」と呼んだほうがわかりやすいかもしれませんが、現在流通しているものは天瓜粉は利用されておらず、滑石(タルク)やコーンスターチ主原料にして製造されています。