京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

トトロと猫バス

2020-06-29 06:11:16 | 園芸・植物・自然環境
相国寺の近くにある幼稚園ですが、面している道路の歩道からふと見ると……となりのトトロ?




誰がトトロで中トトロ、小トトロなのかわかりませんが、もちろん三人(三匹?)ともいますよ。カイヅカイブキをトトロに見えるように剪定し、目は植木鉢の受け皿、鼻は亀の子たわしを上手に取り付けてあるようです。




気付かない人のために注意書きもぶら下げてありました。




まっくろくろすけもいるとのことですが、これかな。でも、これはトトロの鼻かしら?




海辺等に自生するイブキ(ビャクシン)の園芸品種であるカイヅカイブキは大阪の貝塚で作られたことが和名の由来だそうですが、コニファーが普及する前から、少し洋風の雰囲気も醸し出しているためよく庭木に利用されている樹種です。このように剪定すると遊び心がありますね。

また、枝先が火炎状になりやすいので、ちょうどトトロの耳(?)も作りやすいのかもしれません。ただし雑に扱うとヒノキのような葉ではなくスギのような葉が出てきてチクチクするそうですが。

もちろん猫バスもいますよ。園舎に隠れて顔をそっと出してトトロたちの様子を伺っているようです。




根元にはキキョウの鉢植えが置いてあり、トトロの足元をきれいに飾っていました。


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2 コメント

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Unknown (1-102popra)
2020-06-29 22:45:23
こんばんは😃🌃
20年前に中古一戸建てに越してきて、道に面したところは一面カイヅカイブキでした。木ばかり植えていたようで、植木屋さんも「木が多すぎ」と呆れ、カイヅカイブキは全撤去、それでもまだ、その内側にいろんな木が.....だから、カイヅカイブキというと、家を覆っていた木だと認識してしまいます。以前は泥棒に二回入られたそうで、木のせいだと思います。今は、うっかり一階の掃き出し窓の鍵閉めを忘れても、まだ、泥棒被害はありません😅

カイヅカイブキのイメージ、少し変わりました☺️
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ありがとうございます (京都園芸倶楽部)
2020-06-30 11:15:07
popra様、コメントをありがとうございます。

カイヅカイブキは丈夫で育てやすい反面、手入れを怠ると大きくなりやすいようです。お引っ越しされたときのカイヅカイブキも、ひょっとしたら放置状態で、防犯上よくなかったのかもしれませんね。でも、戸締りだけはしっかり注意なさってください。^_^
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