先週末のことですが、高野川河川敷左岸の遊歩道を歩いていると、蓼倉橋と御蔭橋の間でヒメジョオン(姫女菀)の花の上で翅休めでもしているのか、ヤマトシジミ(大和小灰蝶)のオスが身じろぎもせずに止まっていました。
ちょっと離れた場所では、こちらはメスだと思うのですが、カタバミ(オッタチカタバミかな?)の葉の上で翅休めしている姿も。
時間の長短はあれど微動だにしない虫の姿を見るたび「すごいなあ!」と感心してしまいます。幼い頃から糸の切れた凧のように放浪癖があり、じっとしているのが好きではないので、自分には真似できないなあと思うことしきり。
高野川河川敷に立ち寄ったのは、シジミチョウを観察するためではなく、こちらの花が咲いているかどうか確かめたかったからです。もちろんシジミチョウも見られてうれしかったのですが。
ヤブツルアズキの花
はい、アズキ(小豆)の原種とされるヤブツルアズキ(藪蔓小豆)の花です。昨年に見つけた同じ場所で咲き始めていました。咲いていた花の数やこれから咲くだろう蕾の数から、たくさんの莢果(豆果)ができてくれるのを楽しみにしており、今年こそ少ないながらもたくさんの豆をいれた藪蔓小豆ご飯を作って見たいと思っています。本当に大量に収穫できれば餡を作ってみたいのですが。
ということで、こちらの方には実を食べないようにお願いしたいです。
ウラナミシジミの幼虫(過去記事より再掲)
たぶんウラナミシジミ(裏波小灰蝶)の幼虫です。成虫は可愛らしい姿をしているのですが、幼虫の食草がマメ科植物なので、ヤブツルアズキも餌食となってしまいます。
ウラナミシジミの成虫(過去記事より再掲)
マメもできているんですが、名前もわからずでしたが、もしかしたらこれかも!ですね?
マメは食べられるんですか?
いつも勉強になります。
ヤブツルアズキなら、もちろん食べられますよ〜。
昨年に少量ながら食べてみました。
アズキの原種とされているだけあって、しっかりとアズキの味はするのですが、問題はその大きさです。
胡麻粒より大きいですが米粒より小さく、普通のアズキと同量(重量)を用意しようとすると、かなりの量が必要です。
ただし、よく似たものにノアズキがあり、こちらの豆果はダイズに似ているけれどおいしくなく、食べられないようです。
この歳になっても未だに
私も母からそう呼ばれています(^m^)
ヤブツルアズキは、この辺りにはなくて
見つけたい植物のひとつで、
お汁粉を作って飲んでみたいのです。
もし作られたら食レポお願いします(^^)/
三つ子の魂百までなのか、なおりませんよね。😊
ヤブツルアズキでお汁粉や餡が作れたらよいのですが、何かしら作れるだけの量は収穫したいと思っています。
収穫して何か作れましたら、また紹介しますね。