とりあえずコンチョを付けて、四つ編みの革紐を・・・
仮留めしてみた。蓋の部分をコンチョで留める革紐はテンポラの物を切り出して、まぁ、やっぱりとりあえずだな。ヘリのとこはヘチマで磨いて、こういうとこは使い込んでいく中での照りが必要になっていく。
ちょいと大きめなのでまさしくヒップバッグ。ジーパンの後ろのポケットの上に来る位で丁度かな。あとはさっちゃに聞いて横からビレビレと革紐の編んでない部分 . . . 本文を読む
五香紛・・・ウーシャンフェンの香りと・・・
中国語の挨拶と共になおちゃんが帰ってきた。土産に鴨のクビを頂く。そのクビは柔らかなドライサラミのようであり、やはりと言うか、強烈に中国の香りを撒き散らしている。
薄く剥ぐように唇と歯でその弱々しげな身肉を削ぎ落とすと、その身自体が持つ滋味が燻香と各種の香辛料の香りを伴って口中に発散される。美味い。これは美味い。食える部分はごく僅かなのだが充分過ぎ . . . 本文を読む
したくなってしまう・・・
断片としての記憶がジグソーパズルのように形作られてくる。反省ではない、何か。昨晩は北斗七星は間違えなく存在せず、しかし私はそこを歩き回り・・・徘徊し続けていた。目に見えた風景はすべて現実でありながら虚構になり下がり・・・意識の沈殿を生む。
明滅していた光は意識の錯綜と重なり歪みながら横にしか流れ・・・なんだ。深層にあった浅慮は表面に浮き上がり、これもまた現実である . . . 本文を読む