冬の飛沫が夜風に乗って、気持ちよく私の頬をかすめて行ったぁ。「冷やし中華が食いたい」モーレツな欲求が腹の底から湧きあがってくる。うちの鍵を開けるのも、もどかしく私の口をついて出た言葉は、「いらっしゃい、お客さん冷やし中華だね」「はい」「冷やし中華、一丁」・・・何をやっているんだ、着替える間も惜しんで、コンロに湯を沸かし卵焼きを作る。「薄くだぞ」ここで手を抜いてはいけない。砂糖をすこーしだけ入れた薄焼き卵を作る、きゅうりを千切りにしてチャーシュウとハムも刻む。
「うあぁ・・・」紅しょうががない。私も若い頃は胡麻だれにはまり彩りなんぞより、食いごたえだ、と思った事もあるが、ここ最近は3色以上の色がない、コントラストのぼやけた冷やし中華は許せない。
一瞬、コンビニに走る事も考えたが気を取り直して、よく見てみる、プレスハムのまわりが赤いじゃないかぁ、う~ん今夜はこれで許そう、言っている間に麺が茹で上がる、極細のかんすいたっぷり黄色麺だ、水で締めるからいっちゃったかな、くらいが丁度いい。それをこの時期の充分過ぎるほど冷たい水道水でジャバジャバ洗う。「冬の花火と一緒だ」空気が澄んで凛としているから、色鮮やかに冬の花火が咲く。冷やし中華もこの冬の水の冷たさがあるから美味くなる。ここが勘所、その水をよく切る、ざるというのは上下にいくら振っても水はよく切れない。2~3回強めに上下に振ったら、ななめにする、どうだ不思議なほどに水が流れ出る。素早く器にもったらバランスよく具を並べ、ミツカンの冷やし中華のつゆを、ケチケチせず、たっぷりとかける。か・からしだ、黒いつゆが濁るくらいにからしを溶かし込み・・・・・はぁ、ここからはゆっくりと、しみじみといただく、ズー、ズッズッ・・・美味い。しみじみと美味いんだ。
真冬の夜中の冷やし中華、なんたる贅沢、多謝。
「うあぁ・・・」紅しょうががない。私も若い頃は胡麻だれにはまり彩りなんぞより、食いごたえだ、と思った事もあるが、ここ最近は3色以上の色がない、コントラストのぼやけた冷やし中華は許せない。
一瞬、コンビニに走る事も考えたが気を取り直して、よく見てみる、プレスハムのまわりが赤いじゃないかぁ、う~ん今夜はこれで許そう、言っている間に麺が茹で上がる、極細のかんすいたっぷり黄色麺だ、水で締めるからいっちゃったかな、くらいが丁度いい。それをこの時期の充分過ぎるほど冷たい水道水でジャバジャバ洗う。「冬の花火と一緒だ」空気が澄んで凛としているから、色鮮やかに冬の花火が咲く。冷やし中華もこの冬の水の冷たさがあるから美味くなる。ここが勘所、その水をよく切る、ざるというのは上下にいくら振っても水はよく切れない。2~3回強めに上下に振ったら、ななめにする、どうだ不思議なほどに水が流れ出る。素早く器にもったらバランスよく具を並べ、ミツカンの冷やし中華のつゆを、ケチケチせず、たっぷりとかける。か・からしだ、黒いつゆが濁るくらいにからしを溶かし込み・・・・・はぁ、ここからはゆっくりと、しみじみといただく、ズー、ズッズッ・・・美味い。しみじみと美味いんだ。
真冬の夜中の冷やし中華、なんたる贅沢、多謝。
その頃には《幻のペット》←可愛かったよね♪
少しは成長してるかな?
チュウ・チュウ