私は食堂、そう、食堂と呼ばれるものが好きである。
厳密に食堂ってのが、なんなのかは別の機会にゆずるのであるが、とにかく好きである。
私の街では食堂と呼ばれるものが、中華系であり・・・ラーメン屋・・・のようである。
現場に出た時。私は食堂に行きたくなる。コンビニ・・・チェーン店には行きたくない。
あけて一昨日の現場。昨日もそこに行ったので2日続けて同じ食堂に寄る。
ここは、私の店の近所であり・・・すごく昔・・・開店当初から知っている。
日常、昼ご飯を食べない私は必然・・・あまり行くことはない。
メニューにチャンポンがあった。あとはだいたいに想像がつくラーメン類に丼、チャーハンである。
いくでしょ。チャンポン。私はチャンポンが大好きである。
冒険・・・当然です。
あんかけタンメンの蒲鉾入りがくる。達成である。いいのである。こうでなくっちゃいけない。
屋台で日本酒の銘柄を確かめるほどに・・・落ちぶれてはいない。
閑話休題。
現場である。仕事の内容は既報のようであり・・・愉しい。
ただね、そこの御宅に犬がいた。私の仕事中はお施主は不在。
吼えるの。吠える。
犬種は・・・プードル???室内犬。さすがの私も怖くはない。
ただ・・・吠え方が尋常ではない。疲れない???ってくらいにずーっと。
仕事をしながらも・・・さすがに気になる。近所。
1時間くらい仕事をする。彼???彼女???ずーっと吠え続ける。
「うるさいっ」
近所の御宅から怒声が響く。私が恐縮してしまう。どうにも出来ない。
私に吠えているのかと思うと、そうでもなく・・・すべてにたいしてである。
郵便配達。通行人。車。風・・・すべてにである。
食堂に行く前に・・・つまり昼前・・・若い男の人が訪ねてくる。
私は屋根の上なので最初は気付かなかった。話し声と昼のチャイムで気が付く。
「そうでしょう・・・こりゃ苦情がはいるわよ」「ええ、役場のほうでも確認には来ないと」
梯子を下りて・・・会話に加わる。その間も彼???彼女???は吠え続ける。
近所のおばちゃんが事情、内情を説明してくれた。
この犬は最近、飼われている場所が変わって敏感になっていること・・・そうは言っても近所は少し困っていること・・・
事情はわかった。少しだけ同情はしてしまう。どちらにも・・・
ちょうど、親方が来たので事情を説明してお施主さんの身内に来ていただく。そして預かっていただけた。
夕方・・・お施主さんが彼・・・だったのであるが、を連れて帰ってくる。
大変に恐縮していた。
私は少しだけ・・・キリのいいとこまで仕事を続けて・・・仕舞い・・・帰りの挨拶をする。
当然・・・彼は・・・また吠えた。お施主さん少しの怒気を含んで・・・たしなめる。
「ビーン、静かにしなさい」
厳密に食堂ってのが、なんなのかは別の機会にゆずるのであるが、とにかく好きである。
私の街では食堂と呼ばれるものが、中華系であり・・・ラーメン屋・・・のようである。
現場に出た時。私は食堂に行きたくなる。コンビニ・・・チェーン店には行きたくない。
あけて一昨日の現場。昨日もそこに行ったので2日続けて同じ食堂に寄る。
ここは、私の店の近所であり・・・すごく昔・・・開店当初から知っている。
日常、昼ご飯を食べない私は必然・・・あまり行くことはない。
メニューにチャンポンがあった。あとはだいたいに想像がつくラーメン類に丼、チャーハンである。
いくでしょ。チャンポン。私はチャンポンが大好きである。
冒険・・・当然です。
あんかけタンメンの蒲鉾入りがくる。達成である。いいのである。こうでなくっちゃいけない。
屋台で日本酒の銘柄を確かめるほどに・・・落ちぶれてはいない。
閑話休題。
現場である。仕事の内容は既報のようであり・・・愉しい。
ただね、そこの御宅に犬がいた。私の仕事中はお施主は不在。
吼えるの。吠える。
犬種は・・・プードル???室内犬。さすがの私も怖くはない。
ただ・・・吠え方が尋常ではない。疲れない???ってくらいにずーっと。
仕事をしながらも・・・さすがに気になる。近所。
1時間くらい仕事をする。彼???彼女???ずーっと吠え続ける。
「うるさいっ」
近所の御宅から怒声が響く。私が恐縮してしまう。どうにも出来ない。
私に吠えているのかと思うと、そうでもなく・・・すべてにたいしてである。
郵便配達。通行人。車。風・・・すべてにである。
食堂に行く前に・・・つまり昼前・・・若い男の人が訪ねてくる。
私は屋根の上なので最初は気付かなかった。話し声と昼のチャイムで気が付く。
「そうでしょう・・・こりゃ苦情がはいるわよ」「ええ、役場のほうでも確認には来ないと」
梯子を下りて・・・会話に加わる。その間も彼???彼女???は吠え続ける。
近所のおばちゃんが事情、内情を説明してくれた。
この犬は最近、飼われている場所が変わって敏感になっていること・・・そうは言っても近所は少し困っていること・・・
事情はわかった。少しだけ同情はしてしまう。どちらにも・・・
ちょうど、親方が来たので事情を説明してお施主さんの身内に来ていただく。そして預かっていただけた。
夕方・・・お施主さんが彼・・・だったのであるが、を連れて帰ってくる。
大変に恐縮していた。
私は少しだけ・・・キリのいいとこまで仕事を続けて・・・仕舞い・・・帰りの挨拶をする。
当然・・・彼は・・・また吠えた。お施主さん少しの怒気を含んで・・・たしなめる。
「ビーン、静かにしなさい」
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