「プラーっとね・・・」

　時は体育の日・・・すこしだけ肌寒くなってきている。けれどもタンクトップのくにちゃんは「ちょっとね、ちょっと疾走ろうかと思ってさ、高速に乗ったら着いちゃった」って日に焼けていた。

　もの凄く嬉しくて楽しい。イエローモンスターを駆る彼にとって３５０キロは表題の如くに「プラーっと・・・」だったんだよなぁ。「俺の巨体（推定・・・ちょっと痩せて１２０キロ未満）をね、もの凄い勢いで加速させるの」って笑ってる。まったくもってこちらも笑うしかない。
　　　　　　　　　　　
「わっかんない。何キロからＶブーストが利くのかは・・・だってさぁ、俺だもん」って。そうなのね、そうなのよ。でもね、快適に快適に彼を私の所までは連れて来るらしい。彼がＶ－ＭＡＸに跨ると・・・「ええ～Magnaの２５０かなんかぁ？？？」って言いたくなってしまう。でもね、いいんだ。楽しい時間が過ごせたから。
　　　　　　　　　　　
　さてと目が覚めたら彼と飯でも食おう。またね、プラーっと帰らんならんのだから・・・