今朝、書いたいい方のお話しを・・・
去年だったでしょうか?店の裏に住む少年のお話しを書いた。その少年がモンキーに乗っている。つい先日も「エンジン吹けなくなっちまいましたぁ・・・」な~んて言いながら彼女と一緒にキャブ調整をしていた。
多分、彼は16歳。すでに社会に出ているらしく、いつもしている格好は超長ロングの乗馬・・・つまり職人なのだろう。頭は坊主で眉毛を剃り込み、中々に可愛らしい顔をしている。私が彼を好きなのは、挨拶をちゃんとしてくれる。単車を見るときにも「見てもいいですか?」って一声掛けてくれる。当たり前の事なのだが、彼の風貌とも相まって至極、好感が持てるのだ。
昨晩、店に行くとその彼が母親と思しき女性とあ~だこ~だと言いながらモンキーをバラしていた。見ると、ショート管を切っぱらった直管マフラーがボンバータイプのマフラーに変わっている。ハンドルもクランプを変えてアップハンになっている。
「ほ~素敵になってんじゃん」と声を掛けるとニコリとして「えへへへへ・・・」お母さんらしき人が「ま~ったく次から次にあれを付けたい、これも付ける」って。しかしその目は微笑みをたたえていて、まんざらでもない様子。
「今度は何付けんだよ?」と私が聞くと、「このシートを」・・・なんてぇ~んだろう、背もたれが付いたような1段しかない3段シートみたいなのを見せてくれる。「つかねぇ~の」って聞くと「ネジが、ボルトが入ってないんです」って。シートステーをシートに固定する為のボルトが入っていないらしいのだ。「そうかぁ、この類はピッチとかも解からないから明日パーツ屋に行って買ってくんだな」と言うと「トライアルに行って」と母親に言い出した。「あんな量販店だと、どうかなぁ~ないんじゃないの?」って私が言うと「う・うん、でもちょっとだけ見て来ます」って行っちまった。
店に入って丁度来ていたみやちゃんにそのお話しをすると「いいなぁ・・・そう言う時が一番楽しい」って遠い目になっちまう。そうこうするうちにまた外がガタゴトとし出したので「帰ってきたよ、見に行ってみる?」「ええ、そうですね」な~んてニコニコしながら二人で行ってみた。
「6ミリの・・・ボルトありました」キラッキラしながら彼は嬉しそうに言った。「そっかぁ、じゃ~かる~く入れてみて・・・おっ入んじゃん、よしよし大丈夫だ」って言うと「よ~っし」って彼はさっそく作業に取り掛かる。ところが、説明書がないのでなかなかうまくいかない。「そりゃ~こっち向きになんじゃ~ねぇの」って私が言うと「いやいや、そりゃ~こっち向きでしょう」なんて結局1時間近く、彼とみやちゃんと3人で・・・遊ばせてもらった。その間、店をほっぽらかしてあったのは言うまでもない。
でもねぇ、本当に楽しい。表題の写真のように・・・決して私の好みではないのだけれど、カッコいいんだ。おっちゃんになってる俺は直管は品がねぇからよせ、とかちゃんと働いて自分で買えとか・・・毎回彼には小言のような事を言うのだが、彼はちょっとだけふくれっ面になりながらも聞いている。そして、彼のセンスの今ようのモンキーになって行く・・・
やっぱり単車は楽しい。コケないように少年・・・疾走り続けろ。
去年だったでしょうか?店の裏に住む少年のお話しを書いた。その少年がモンキーに乗っている。つい先日も「エンジン吹けなくなっちまいましたぁ・・・」な~んて言いながら彼女と一緒にキャブ調整をしていた。
多分、彼は16歳。すでに社会に出ているらしく、いつもしている格好は超長ロングの乗馬・・・つまり職人なのだろう。頭は坊主で眉毛を剃り込み、中々に可愛らしい顔をしている。私が彼を好きなのは、挨拶をちゃんとしてくれる。単車を見るときにも「見てもいいですか?」って一声掛けてくれる。当たり前の事なのだが、彼の風貌とも相まって至極、好感が持てるのだ。
昨晩、店に行くとその彼が母親と思しき女性とあ~だこ~だと言いながらモンキーをバラしていた。見ると、ショート管を切っぱらった直管マフラーがボンバータイプのマフラーに変わっている。ハンドルもクランプを変えてアップハンになっている。
「ほ~素敵になってんじゃん」と声を掛けるとニコリとして「えへへへへ・・・」お母さんらしき人が「ま~ったく次から次にあれを付けたい、これも付ける」って。しかしその目は微笑みをたたえていて、まんざらでもない様子。
「今度は何付けんだよ?」と私が聞くと、「このシートを」・・・なんてぇ~んだろう、背もたれが付いたような1段しかない3段シートみたいなのを見せてくれる。「つかねぇ~の」って聞くと「ネジが、ボルトが入ってないんです」って。シートステーをシートに固定する為のボルトが入っていないらしいのだ。「そうかぁ、この類はピッチとかも解からないから明日パーツ屋に行って買ってくんだな」と言うと「トライアルに行って」と母親に言い出した。「あんな量販店だと、どうかなぁ~ないんじゃないの?」って私が言うと「う・うん、でもちょっとだけ見て来ます」って行っちまった。
店に入って丁度来ていたみやちゃんにそのお話しをすると「いいなぁ・・・そう言う時が一番楽しい」って遠い目になっちまう。そうこうするうちにまた外がガタゴトとし出したので「帰ってきたよ、見に行ってみる?」「ええ、そうですね」な~んてニコニコしながら二人で行ってみた。
「6ミリの・・・ボルトありました」キラッキラしながら彼は嬉しそうに言った。「そっかぁ、じゃ~かる~く入れてみて・・・おっ入んじゃん、よしよし大丈夫だ」って言うと「よ~っし」って彼はさっそく作業に取り掛かる。ところが、説明書がないのでなかなかうまくいかない。「そりゃ~こっち向きになんじゃ~ねぇの」って私が言うと「いやいや、そりゃ~こっち向きでしょう」なんて結局1時間近く、彼とみやちゃんと3人で・・・遊ばせてもらった。その間、店をほっぽらかしてあったのは言うまでもない。
でもねぇ、本当に楽しい。表題の写真のように・・・決して私の好みではないのだけれど、カッコいいんだ。おっちゃんになってる俺は直管は品がねぇからよせ、とかちゃんと働いて自分で買えとか・・・毎回彼には小言のような事を言うのだが、彼はちょっとだけふくれっ面になりながらも聞いている。そして、彼のセンスの今ようのモンキーになって行く・・・
やっぱり単車は楽しい。コケないように少年・・・疾走り続けろ。
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