里の川である。でもこの草の量・・・
見た瞬間に・・・「蛇の棲家だな・・・」周りには石垣ようのものがあり、水が流れて、草っぱら・・・何処をどう見ても蛇の住環境としては完璧である。
「じゃ~俺行ってきますから」カメさんは軽~く言ってズンズンと入って行く。
「俺は行かない、橋の上から見させてもらうよ」
ようやく人一人が竿を振り出せる場所に着いたカメさんが竿を振り出す。二度、三度・・・ピッシュー・・・空気を切り裂くようにあわせに入った。直後・・・でかい頭がガクっと下がった。あわせ損なったのだ。「くくく・・・」失礼ながら笑ってしまった。自然の釣りは厳しいのだ。多分、もうこれでその場所は終わり。ましてこの場所はポイントを変えようにも変えられないような所なのだ。
その後10分ほど恨めしげに竿を振り出すカメさんなのだが、コトリともあたらない。あきらめがついたのかカメさんが竿を納める。
車に戻って来ると開口一番・・・「でかかったんですよ、でも昼間で食いが浅かった」「白い腹が見えた。こ・このくらい」釣り人の手は縛っておけ・・・昔の人はいい事を言う。
ただ和やかでいい時間が流れる。カメさんはほんとに悔しそうなのだけれども、何がしかの達成感は感じられる。毒虫に刺されて2cm大に膨れ上がった手首の内側をかきながら・・・帰途に着く。
ほんとうは今からが一番いい時間・・・カメさんま~た行こうね。
見た瞬間に・・・「蛇の棲家だな・・・」周りには石垣ようのものがあり、水が流れて、草っぱら・・・何処をどう見ても蛇の住環境としては完璧である。
「じゃ~俺行ってきますから」カメさんは軽~く言ってズンズンと入って行く。
「俺は行かない、橋の上から見させてもらうよ」
ようやく人一人が竿を振り出せる場所に着いたカメさんが竿を振り出す。二度、三度・・・ピッシュー・・・空気を切り裂くようにあわせに入った。直後・・・でかい頭がガクっと下がった。あわせ損なったのだ。「くくく・・・」失礼ながら笑ってしまった。自然の釣りは厳しいのだ。多分、もうこれでその場所は終わり。ましてこの場所はポイントを変えようにも変えられないような所なのだ。
その後10分ほど恨めしげに竿を振り出すカメさんなのだが、コトリともあたらない。あきらめがついたのかカメさんが竿を納める。
車に戻って来ると開口一番・・・「でかかったんですよ、でも昼間で食いが浅かった」「白い腹が見えた。こ・このくらい」釣り人の手は縛っておけ・・・昔の人はいい事を言う。
ただ和やかでいい時間が流れる。カメさんはほんとに悔しそうなのだけれども、何がしかの達成感は感じられる。毒虫に刺されて2cm大に膨れ上がった手首の内側をかきながら・・・帰途に着く。
ほんとうは今からが一番いい時間・・・カメさんま~た行こうね。