ようやく体重をかけてリハビリ出来る日がやって
きました。とはいえいきなり全体重とはいきません。
最初は1/3、次に1/2。そして最後に全体重といった
段階を踏みます。それでもようやくの両足接地。
嬉しかったですね。が、喜びもつかの間でした。
長い間松葉杖で歩いていました。それがようやく
元の足で歩けるようになると思ったら…歩けない!
自然に足が動かないのです。リハビリの理学療法士
の方曰く、脳が歩き方を忘れてしまっているとの
こと。そんなことあるのか?取り戻すにはひたすら
歩くしかありません。なのでひたすら歩きました。
全体重かけれるようになってからも最初は20分程度
歩くのが限界でした。毎日積み重ねて少しずつ時間が
伸びていったし本来の歩き方も思い出してきた。そんな
感じでした。
さて、骨折した足の筋力は相変わらず衰えたまま。
なのでリハビリでは全体重がかけれるようになったので
本格的に筋トレが取り入れられました。といっても
ふくらはぎなのでカーフレイズ(かかとの上げ下げ)と
スクワット。この2つが基本です。とくにカーフレイズ
はひたすらやりました。1日300回はやりましたよ。
なので日々のリハビリはストレッチ→筋トレ→外を
歩く。これの繰り返しでした。骨もレントゲン取るたび
に修復されてきているのが分かって嬉しかったです。
さて一番気になったのはリハビリのゴールです。
どこまで行ったらリハビリ終了なのか?その質問を
すると意外な答えが帰ってきました。「昇降台を
しっかり上り下り出来るようになったらそこで終わりかな」
昇降台?歩けるようにとかじゃなくて?そしてもう1つ。
「片足でのカーフレイズが30回出来るようになったら」
健康な人は転倒しないように気をつけてやってみて欲しい
ですが骨折してなくても片足でかかとの上げ下げ30回は
相当きついです。そして昇降台。この昇降台が実に高さ
40cm。だいたい椅子ぐらいの高さの上り下りです。
これを20回ずつ繰り返す。この2つがリハビリのゴール。
果てしなく遠く感じました。これを聞いた時、
片足カーフレイズは5回が限界&昇降台は20cmぐらいが
限界でしたから。
次回最終回