骨折というのは単純だろうが複雑だろうが、
基本的にギプスが取れた時点で後はひたすら
リハビリしていくだけです。これが結構不思議
ですが骨は当然まだまだ元に戻っていません。
ただ骨は周囲の筋肉で支えられいる。私の場合
は骨の中に固定した金属で支えられているので、
リハビリ自体はもう出来るのです。というか早め
にリハビリして、骨が完全にくっつくまでにリハビリ
を完了させないと元のように歩けるようにはなり
ません。
とはいえ松葉杖状態で出来るリハビリは限られて
います。折れた方の足はひたすら曲げ伸ばしや
上げ下ろしの運動です。これしとかないと細く
なった筋肉が戻らないですし、むくみも一向に
取れません。あとは松葉杖でひたすら歩きます。
これは折れてない方の足の運動というより、
松葉杖を使って歩くことによる全身運動です。
なにせ1ヶ月以上ベッドで寝ていたわけですから。
運動不足をまずは解消しないといけません。
松葉杖で1日1時間とか歩いてました。
さて定期的に病院にいって主治医はレントゲン
見て骨の状態の経過を見るのと可動域の確認を
するぐらいです。本番はその後でリハビリ室に
行ってリハビリをします。とはいえ具体的には
ストレッチがほとんどです。運動不足の解消も
大事ですがそれより大事なのは身体の柔軟性を
上げることです。そうしないとしっかりとした
運動も出来ないので。なので数々のストレッチ
方法を学びました。まだ骨がくっついてない足
も容赦なく伸ばしたりしていきます。そう
しないと、むくみが治りません。折れた足に
体重をかけていいのは主治医からOKが出てから
です。正確には忘れましたが体重をかけれるよう
になるまで結構かかりました。その頃にはもう
車椅子も松葉杖も自在に使えてましたし、車椅子
はもう必要無いレベルでした。外も移動出来て
ましたし生活もほぼ普通に出来るまでになって
いました。もちろん折れた足の骨はまだまだで
したが、片足でもなんとかやれるものだな。
と思いました。気づけば足の痛みもほぼゼロに
なっていました。
続きは明日