今日はIT企業で働いている自分の知識を少し。
日本からインターネットを使って海外のあらゆる
国のサイトって見れますよね?サイトの言葉が
読めるかは別として。でも例えば日本とアメリカの
間って太平洋があって凄く離れてますよね?
どうやってインターネットが繋がってるか知って
ますか?空中を電波が飛んでると思っている人
も多いと思います。残念ながら電波というのは
多くの人が思っているほど遠くまで飛ばないです。
空中が無理となると物理的なケーブルで直接繋いで
通信するしかないです。でも上記した通りアメリカ
との間には太平洋が広がってますよね?どうするのか?
実に単純で広く長い太平洋の中に物理的な海底ケーブル
が沈められているのです。そのケーブルを使ってアメリカ
のサイトが見れるんですね。ちなみに他の国同士でも同じ
で世界には今、約450本の海底ケーブルがあるらしいです。
さて、海底ケーブルは当然様々な要因で劣化したり切れたり
します。が、どうやってケーブルを直すのか?これも単純で
海底ケーブル交換専用の船があるんですね。それで
該当の箇所までいきます。そして切れてる箇所の両端を
船まで持ち上げて繋げる。そして再度沈めるんですね。
今回は海外へインターネットが何故繋がるのかの話でしたが、
国内だけでもインターネットは基本物理的なケーブルで
繋がっています。インターネットって知らない人から見ると
凄い技術に見えて、その本質は凄くアナログなんです。
繰り返しですが物理的なケーブルですからね。でも、アナログ
の方が保守がしやすいです。切れても作業員が行って繋げば
いいだけですからね。
最後に。その物理的なケーブルってどこにあるのか?色々な
箇所にありますが、一番分かりやすいのは電柱です。外に
出た時にぜひ見てください。電柱の一番上にある線が電気を
通す電線です。が、その下に別の線があることが多いです。
その線がインターネット、あるいは電話の線です。他にも
電車の線路沿いとか高速道路とか下水道のような地下とか、
色々なところをケーブルは通っています。