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明るい満月

2024年08月21日 | カメラ・ビデオ関連
7月から猛暑続きの今年の夏も、8月後半に入りかけて、昨日の雨から日中の最高気温も、夜の寝苦しい暑さも、少し和らいだように感じる8月21日の岡山市。 それでも「今日の最高気温・最低気温」の数値をみると、「涼しいとかおかしいでしょ」の数字です。

雨上がりと、九州の向こうシナ海を台風が北上したこともあって、西日本全体に湿った風が南から吹き付けられて、そのおかげで昨日の雨天気で涼しくなったのですが、空気中の湿度レベルはぐんと上がって、蒸し暑くなっています。

そんな中、夜空に真ん丸な月がまぶしく輝いているのを見て、ふと、「先日入手したNikonの手ぶれ補正VR機能付きレンズなら、この満月、手持ちで空にレンズを向けて撮影できるのではないか!?」 と思って、早速試してみました。

今まで月を撮影しようと思った時は、いつも、常に三脚を構えてその上にカメラを固定していました。

満月に近い月の光量は、ほとんど日中の撮影設定と同じような絞り値・シャッター速度になるのは、経験値として持っていましたが、それでも望遠レンズでファインダーの中に大きく月を入れるような撮影で、念の為にと常に三脚を利用していました。

そんなこともあって、撮影スタート時についついISO感度を400にして、いくつかの撮影設定の組み合わせを試しつつ、手持ちで構えてシャッターを切ることになりました。

結果的には、VR手ブレ補正機能を利用できる場面では(Nikon一眼レフではレンズの方に補正機能、Pentax一眼レフではカメラ本体に補正機能)、望遠側で大きく月をファインダーに取り込む撮影では、「夜の撮影」など全く気にせず、普通に快晴の日中、それも特に空の面積の大きい明るい景色を撮影するときとほぼ同じような設定!というのが確認できました。

手ブレ補正機能の効果は大きですね。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

ISO400  f 11  1/1600 s秒   JPEG一枚 手持ち撮影 
Nikkor AF-S DX 55-200mmG VR f4.0-5.6 (200mm) 
NikonD300 APS-C ノートリミング

Nikonキットズームレンズ、DX用(APS-Cセンサーサイズカメラ用)のものを、NikonのDXカメラ、D300に取り付けての撮影なので、焦点距離200mmは35mm換算約300mmの、立派な望遠レンズ相当になります。

上のJPEG1枚撮影(合成加工なし)の月の写真、ノートリミングです。超望遠らしく、結構大きく月が写っています。

焦点距離300mmともなると、どんなに高速シャッターでも、基本的に写真上で「手ブレ」があちこちで目立つのが普通だと思うのですが、レンズ内手ブレ補正機能が効果を発揮すると、どこまで補正してくれるのだろうか?と思いつつの、今夜の実験です。

・・・上の同じJPEG写真の、中央部拡大トリミング

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

「どうだろう、どうだろう・・・」とPCディスプレイで撮影したばかりのJPEG写真を確認してみると・・・・

・・・NikonカメラのAFピント合わせ100%依存、超望遠でのブレもNikonキットズームレンズ100%依存(ちょっと雑にササッと構えてシャッターを押すような、あえてぞんざいな撮影の仕方をしてみました)、・・・にもかかわらず、画面上で拡大トリミングしてみても、しっかりとお月さまが写っていました。 

<電飾などで明るい夜の景色> <ちょっと暗い夜景>などでは、満月を撮影するような眩しい日中の撮影設定では撮影できないと思いますが、それでも「手持ちであまり明るくない状況」での撮影では200mmまでの望遠ズームも使いながら、レンズの手ブレ補正機能をたよりにした撮影可能な範囲が広がりそうな気がします。

(もし18-55mm標準Nikonキットズームレンズ・VR補正つきのレンズだったりすると、その画角の範囲ではもっとレンズ内手ブレ補正機能がより効果的に働くことになりそうですね)


個人的に「手ぶれ補正なし」の機材で、三脚にカメラを固定して月を撮影してきた経験値からすると・・・目視での不安定なピント合わせ、三脚そのものの地面からのブレ、などの影響をかなり高い比率で受けていたように思います。

カメラやレンズに装備された手ブレ補正機能を要所要所でうまく利用することで、失敗写真をずいぶんと減らすことが出来そうだなあと思わされました。

ちなみに手元装備ではPentaxK-5がカメラ本体の手ぶれ補正SRがついていて、その他では、Nikon望遠キットズームレンズ300mmまでと、今回の200mmまでのレンズ二本だけというのが、「手元にある手ぶれ補正」になります。

(現在の各メーカーのミラーレスなどでは、かなり強力な手ぶれ補正機能が搭載されていたりするので、上の内容は、全く個人的な、貧相な、装備状況での一喜一憂の話・・・・となります。)




「梅雨入りですか?」
今週の週間予報を見ると、傘マークがならんでいて、「今年もいよいよ梅雨入りですか?」とコメントがバグりそうです。
 









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