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ぷちDIY 卓上ラックづくり

2021年03月20日 | DIY木工・日曜大工
3月20日、雨雲が西日本に接近中、雨が降り始める前にちょっと下準備作業をしてみようか!と今日はぷちDIYを思いつきで始めることになりました。(完成はまた後日に、とりあえず部材のカットだけでも!と始めました。)

 


先日ちょっと机の上で機器を接続して音のチェックをした時・・・

 

オーディオアンプと、インターフェイス、それにダイソーの300円スピーカーとつないだだけなのに・・・もうなんかごちゃごちゃ!(--;)。これを全部一つの箱に入れたらすっきりするんじゃないかな?と思ったのがきっかけでした。

で、週末の午後、ふと思い立ったので「ちょっとやってしまおう」と今までの木工DIY・端材をガラガラと引きずり出してチェック、

 

だいたい見当がついたので、じゃあ「雨の降り出す前に、木材カットだけでもしておくかなあ」とノコギリでギーコギーコ・・・

 

たぶん、上の材料で基本枠は切り出せたかな?細かな部分は<部材と部材をあてがいながら微調整する>ことにします。

 

「やっぱり卓上ラック、かんながけをしたほうがいいかなあ」とちょっと一枚だけカンナをかけました。 10枚900円の杉板そのままだと、手にとげが刺さるし、かんながけすると木材の表面がとたんにきれいになります。

最終的には一通り切り出した部材にかんなをかけることにしよう、と思ったところで、今日は<雨降りだし前>なので、作業を先に進めます。(後日、それぞれの木材にかんなをあてて仕上げ直そうと思います)

 

・・・・で、だいたいこんな感じ!と仮組み(組み合わせただけ)で、スピーカーとオーディオアンプ、そしてオーディオインターフェイスを組み入れてみました。

 

だいたいここまで出来ると、ダイソー300円スピーカーはペコペコ樹脂製のボックスから取り出して、もう少しだけ体積の大きい木製スピーカーボックスに組み込む、次のDIY作業イメージも見えてきます。

また、もうひとつペアのスピーカーユニットを入手して、この卓上ラックに組み込んでみるのもいいかもしれません。

杉板の幅は90mmなので、Edirol UA-3FXの前後がはみ出していますが、この枠の前後に杉板を貼り付けると、奥行きが最低でも20mm増えますし、スピーカーボックスをしっかり杉板で囲い込むために、前後それぞれ杉板を2枚ずつ貼り付けると、奥行きが40mm増えるので、オーディオインターフェイスも収まるようになりそうです。

ともあれ、机の上でこれらの機器をワンセットにしておくと、この卓上ラックからのケーブルは、

  <アンプの100V家庭用コンセント・ケーブル>
  <PC接続のUSBケーブル>

二本だけが出てくることになります。


逆に音声入力は、Edirol UA-3FXがまとめて引き受けてくれることになります。
  <RCAオーディオ端子・プラグ接続>
  <3.5mmステレオ・ミニプラグ接続>
  <6mm標準・モノクロプラグ接続>

そして、スピーカーを鳴らすのではなく、イヤホンやヘッドホンで聞こうとするときは、Edirol UA-3FXの3.5mmステレオ・イヤホンジャック(音量調節つまみあり)を利用すれば実現します。


今回のぷちDIYの目的は、机の上の音関連機器のごちゃごちゃケーブルをスッキリさせたい、ということなので、これがうまくいくとずいぶんシンプルですっきりしそうです。

(音を再生するだけなら、アンプの電源コードをコンセントに差すだけ)
(PCからの音を再生するなら、USBケーブルをPCに接続するだけ)
(その他の音源を再生するなら、インターフェイス入力に差すだけ)

不要なときは、100V家庭用コンセントを抜いて、PCからUSBケーブルを抜くだけで、机の上からこの卓上ラックごと移動させて、机の上の面積を確保する! 音が必要な時はこの卓上ラックの箱をひとつ机にのせて、電源ケーブルとUSBケーブルを接続する!

うーん、いーかんじですっきりしそうです(^-^)。

完成したら実際に使いながら、また何か工夫を思いつくでしょうから、その時はその思いつきを実現するように再加工したらいいですね。

ともあれ、夕方、西日本・岡山市に雨が降り始める前に、下準備のぷちDIY作業は終了したので、ブログにもちょっとメモしておくことにします。




◯全面、背後の板切り出し     2021.03.22  

卓上ラックの前面に貼り付ける板を切り出しました。

 

触れれば棘が刺さる!杉板なので、しゃかしゃかとカンナがけをしました。背面用の板は、板全体が反っているので、接着がネジ止めになる部分が平らになる程度のカンナがけ・・・でおしまい、としました(^-^;)。

・・・ちょっと各部材の表面を整えようと、機器を取り出すと・・・

 

机の上、以前のごちゃごちゃが再現されました。(^-^;)


スピーカーあたりに穴を開けます。
 

たまたま、今日は雨が降ったり晴れたりの、ややこしい天気だったものですから、雨を避けて部屋に退避したタイミングで、アンプ部分とインターフェイスの6mm、3.5mmジャック部分へのアクセスを実現するために、カットして角を面取りしておきました。


で、部屋に持ち込んで、ちょっとあてがってみます・・・・
 

 

・・・で、こんな感じ。(^-^) (さわるとガタゴタ崩れます!)



◯届く スピーカーユニット    2021.03.23   

300円スピーカーは、USB給電と3.5mmジャック音声入力で、シンプルにシステムが完結していて、箱の内部も加工したことで十分な働きをしてくれていることから、そのままで利用することにしました。

とすると、卓上ラックのスピーカーが必要になる・・・ということで、300円スピーカーの五倍くらいするユニットでしたが、入手しました。
 
  (画像をクリックで、拡大写真へジャンプ)

<超秘められた潜在能力>フルレンジスピーカーユニット3インチ(70mm)8Ω MAX20W という「名前」で(^-^;)・・・・型番とかはありません!
(NFJストア) 

利用する中華アンプの出力がほどほどあることと、MIDIシンセサイザーの音を出力しようとする場合、どうやら300円スピーカーの3W出力では無理だということが、先の実験でわかったので・・・「せめて10WくらいのSPを」と探してみたところ <超秘められた潜在能力>というスピーカーの名前にまどわされて、そのまま購入してしまいました。(^-^;)
 
  (画像をクリックで、拡大写真へジャンプ)

というわけで、製作途中の卓上ラックへスピーカーをネジ止めし、さらにあちこちネジ止め処理を進めました。

この卓上ラックそのものが<スピーカーボックス>になってしまうことになったので、スピーカーボックス部分をどのように作るか、またもう少し工夫をしてみようかなと思っています。



◯卓上ラックのスピーカーBox部分作成   2021.03.26  

今日も日暮れ前の時間帯で少しだけ卓上ラックづくりを進めました。
 
 (画像をクリックで、拡大写真へジャンプ)

今までアンプは置いているだけで、ふらふらグラグラしていたものを木ネジで固定しました。これで音量調整とか、電源スイッチ操作がやりやすくなります。

 (画像をクリックで、拡大写真へジャンプ)

・・・で、スピーカー部分、箱の中の切れ端木材を再利用して、ボックスにしていくためにいくつか木片を拾い出して、ノコギリでカットだけしました。
 
 (画像をクリックで、拡大写真へジャンプ)

卓上ラック、このサイズでも結構机の上の存在感が大きいので、今回はこのまま小さなちいさなスピーカーボックスで仕上げていこうと思っています。

追加購入したスピーカーユニットも潜在的な能力が高そうなので、それなりのスピーカーボックスを用意したらいい音で鳴ってくれそうです。

しかしながら、個人的な必要性としては、机上で操作するPCに接続して、その音声がある程度聞きやすい音でなってくれることを目的としているので、その意味ではもう十分な音の出方となっています。
(また気分で、思いつきで、ちょっとしっかりとしたオーディオスピーカーに改良することになるかもしれませんが・・・・(^-^;) )






◯作成 スピーカーボックス部分  2021.03.28   

雨降り日曜日の前までに、木材の破片ダンボールの中からいくつかピックアップして、パーツをノコギリで切り出していたので、スピーカーのまわりを囲い込むように、木の板をネジ止めしました。
 
 (画像をクリックで拡大写真へジャンプ)

これでスピーカー部分を囲い込むことが出来ました。文字通りエンクロージャー部分ということになりますね。

この卓上ラックでは、大きな体積のエンクロージャーとはならないサイズですが、ひとまず、ほとんど密閉型で仕上げていく予定です。この卓上ラックでは、低音がしっかり鳴り響く必要はなく、その都度必要に応じて接続するノートPCや、デスクトップPCでデータ再生した音声、特に人間の声が< より聞こえやすい >ものであること!を目的として、今回卓上ラックを作ろうと思いました。

今後、もっとオーディオ音楽鑑賞用としても機能させたいと思うようになったら、その時はスピーカーボックス部分を改良したり、もしかしたら全く別のスピーカーBoxを作ったりなどして、さらに音あそびを進めていってもいいかもしれません。

・・・とはいえ、オーディオインターフェイス内臓のイコライザーや、アンプの音質調整つまみをONにして、低音をブーストすると、スピーカーユニットを木の板で囲い込み終わった現在の段階でも、それなりに結構低音が響くようになりました(^-^)。 (少なくとも低音部分が聞こえなくて、音の存在そのものに気づくために時間がかかる、というようなことはなくなりました)




◯作成 RCA接続用短ケーブル   2021.03.28  

卓上ラックのもう一つの目的、<机周りのゴチャゴチャケーブルをすっきりさせる>について、オーディオインターフェイスとアンプを接続するRCAオーディオケーブルが・・・長すぎ!です。(^-^) 

ひとまず対策として、ちょっと長めのRCAケーブルを束ねても見たのですが、ゴチャゴチャ状態から思うとずいぶん整理されたと思います。でも、やっぱり重々しいです。

2つの機器の間にはほとんど距離はないので、ここはこの卓上ラック専用の短いRCAオーディオケーブルを一つ用意することにします。
 
 (画像をクリックで拡大写真へジャンプ)

今度は、使っていないケーブル類をまとめた袋の中をごそごそ・・・加工してもいいような古いケーブルを一つ選びだして、ニッパーでパチン、パチン!

一応ケーブル接続部分の接触不良は、後々原因追求のときに気づくのが遅れる場合が多いので、今回は最初から手間を掛けてはんだ付けし、収縮チューブで絶縁処理をしておきます。


 (画像をクリックで拡大写真へジャンプ)

・・・で、この20センチほどで作成した短いRCAオーディオケーブルを、卓上ラックの背面に差し込むと・・・下の写真のように・・・なりました。

 
 (画像をクリックで拡大写真へジャンプ)

・・・スッキリしました。(^-^)

右斜め上に出ている灰色ケーブルは、PCに接続されているUSBケーブルです。そして右下に伸びている黒いケーブルは、オーディオアンプを駆動させる電源ケーブルです。

これで卓上ラックから伸びているケーブルが、
<PC/USBケーブル><アンプ電源ケーブル>の二本だけとなりました。

当初の目的の一つ<机周りをすっきりさせる>が、実現しました(^-^)。

ちなみに、現在使用しているEdirol UA-3FXというオーディオインターフェイスは、入力2系統の音声をミキシング可能なので、背面のRCAオーディオ端子や、その横の3.5mmジャックに、追加で音声入力が可能です。

その結果、たとえば提出された内容を聞きながら、同時にBGMとして自分の好きな音楽を後ろで流しておく、というようなことも可能になります。



◯ フェルト貼り付け・スピーカーボックス内部 2021.03.29 
 
卓上ラックのスピーカー部分を木の板で囲み込んでボックスの形にすることができたので、そのボックスの内側にフェルトを貼り付ける作業を行いました。

 

ホームセンターで入手した杉板は<への字>に反っているものが多く、そのまま卓上ラックに組み立てたので、あちこちに<隙間>があったのですが、そうした隙間を覆うようにフェルトを貼り付けました(^-^;)。

上の写真メモのあと、あまりの切れ端のフェルトを、スピーカー奥の板へペタペタ重ねるように貼り付けておきました。




◯次第に仕上がってきた卓上ラック     2021.03.30 

 

スピーカー部分の内部にフェルト貼りも終わり、次第に仕上がってきた卓上ラックです(^-^)。

その音については、






◯脚づくり・卓上ラック      2021.04.01  

机の上にペタンと置くラックだったのですが、スピーカーが小型のもので、その分類が<フルレンジ>とはいえ、やはりどちらかというと中音・高音領域の基本性質を持つスピーカーです。

そのせいか、机の上で鳴らすとその音は、どうやらおヘソ・胸のあたりに音が線を引いたように直進しているようです。

前かがみになって、スピーカーの高さに耳を近づけると聞こえ方が結構大きく変化します!

・・・ならば、卓上ラック全体を少し<上向き>に置くようにしたほうがどうやら良さそう!!ということで・・ ラックに脚を取り付けることにしました。

 

今までの状態です。机の上にペタンと置くとこうなります。そこで・・・
 

ラック全体を少し上向きにするための、角度をつけた脚を切り出します。
 

仮組みとして、切り出した脚に乗せてみました。OK!
 

・・・ということで、木工ボンドで脚を接着します。

柔らかい杉材をこのサイズで切り出してしまうと、下穴をあけるためにドリルを使う段階や、木ネジをねじ込む段階で、パリッと割れてしまいそうです。この脚は付けたり外したりする部分ではないので、この際木工用ボンドで貼り付けておしまい!とします。

これで、机の上で少しながらスピーカーが上向きになりましたから、きっとより聞き取りやすくなるのではと思っています。



◯ 物が置けない!!!!要改良!    2021.04.09  

机の上で音がより聞きやすいようにと、卓上ラックに脚をつけて上向きにしたのは、音響的にはGoodでした・・・・が、 卓上ラックの左右の隅に、時々マウスをのせたり、メガネを置いたりしていた、そんなちょっとしたことが

< できなくなりました (^-^;) >

傾斜がついているので、卓上ラックの向こう側にズルズル落ちてしまいます!

うーん、もう少し別の工夫をしたほうが良さそうだなあと、思案中です。

改良プラン・・・・・
 
 
卓上ラックそのものを<上向き>にするのではなく、ラックの側板そのものを作り変えて、ラックは机の上に平行に置いても、スピーカーの軸だけは机の天板からユーザーの顔に向かって角度をつけたものに<差し替える>ことで、

<卓上ラックは机に並行のまま、スピーカーを上向きにする>ことが実現できそうですね。

作業そのものは大したことないのですが、全部バラバラにして組み立て直すのも加わるため、また「ようしやってみよー」という気分になった時に、作り変えようかなと思っています。(^-^;)







 

◯卓上ラック 制作(現在進行中)過程のブログ・メモはこちら

◯bleutooth外付けトランスミッター利用の卓上(ラック)システム

◯Akai MPK mini mk3のMIDI音楽と卓上ラック


◯管理人のmidi機器

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