描写の美しいカメラレンズ:NikonシリーズE75-150mm(フィルム時代の古いズームレンズ)を、NikonD300に取り付けて楽しんでいます。ただD300というカメラボディはAPS-Cという少しサイズの小さいセンサーを搭載したカメラになります。そのため35mm版フィルム面全体に結像するNikonレンズの描写の四隅をカットした映像が写真になります。
これはこれでレンズ性能の高い真ん中に近い部分を写真にしてくれるAPS-Cセンサーカメラなので、出来上がる写真はよりきれいな写真にはなるのですが・・・・「やっぱりレンズが結像する描写を隅々まで写真で見てみたい!」とついつい思ってしまいます。
手元にはいわゆる「フルサイズセンサーサイズのNikonカメラボディ」がないため、かわりに手元にあるCanonフルサイズセンサーカメラ:Canon EOS5D mark2にNikonレンズを取り付けて撮影を楽しむことにしました。
必要なもの for 他社製レンズをCanonに取り付ける
多くの種類が市場にでている「カメラマウント変換アダプター」を用意しました。この変換アダプターは <NikonFマウントレンズ>を、<CanonEFマウント>に取り付ける変換をするものを(数多くあるアダプターの中から)選択して購入しました。
レンズ基部にアダプターをあてがって回すと、Nikon75-150mmレンズに変換アダプター取り付け完了です。
アダプターの反対側はCanonEFマウントと形状が一致しているので、このNikonレンズを、Canon純正レンズのようにCanonボディにあてがって回すと、CanonカメラにNikonレンズを取り付けることが出来ます。
Nikon と Canon では、レンズ基部と(フィルム面)デジタルセンサー面の距離がとても近いので、上の写真のようにぱっと見た限りにおいては、レンズとカメラボディの間に「変換アダプター」があるようには見えません。とてもすっきりした見栄えです。
(もしレンズとセンサーの距離が大きく異なる場合は、カメラとボディの間に厚みのある変換アダプターがはさまれて、かりに小さくコンパクトなレンズであっても、カメラボディから全面へ大きく飛び出したような見た目になる組み合わせもあります)
もともと35mmフィルム面に結像させるように設計されたNikonシリーズE75-150mmレンズの映像を、35mmフィルムに相当する「フルサイズセンサー」で感知してJPEG写真にしたものが、先日撮影した下の写真です。
(画像をクリックで拡大写真へ)
ISO160 f5.6 1/800 s秒 JPEG
Nikon E75-150mmf3.5 Canon EOS 5D Mk2 Full Size
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ISO160 f5.6 1/1600 s秒 JPEG
Nikon E75-150mmf3.5 Canon EOS 5D Mk2 Full Size
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ISO160 f3.5開放 1/500 s秒 JPEG
Nikon E75-150mmf3.5 Canon EOS 5D Mk2 Full Size
上の写真は、1980年代に35mmフィルムカメラの、フィルムの大きさ全体にきれいな映像を結像することを目指して設計され、製造、販売されたレンズの描写能力を、デジタルのフルサイズセンサーでそのすべてをJPEG画像にしたもの・・・という事ができます。
(APS-Cセンサーサイズカメラの場合は、上の写真の四隅を切り落とした真ん中のより高精細な部分だけをJPEG画像にしてくれる、ということになります。したがって、その意味ではAPS-Cセンサーカメラは常にきれいな写真を提供してくれる仕組みのカメラ、といえそうですね)
こちらの写真はNikonシリーズE75-150mmレンズを、 NikonのAPS-CセンサーサイズカメラD300に取り付けた様子です。
(画像をクリックで拡大写真へ)
Nikonレンズを、NikonD300に取り付けて我が家のゴーヤを撮影
ISO200 f3.5開放 1/3200
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