アマチュア無線とは直接には関係しないのですが、屋外のアンテナの様子を撮影したり、無線運用の様子を撮影したYoutube動画に音をつけよう!計画が進行する中、ギターを引っ張り出してきました。
1975年頃に購入したグレコ・EG360(きっと、たぶん)(えっ?もう40年近く前になるのぉ・・・うそでしょ!(^-^;))
中学生の頃からこのギターでバンドを組んで音楽で遊んでいました。ギブソン・レスポールのいわゆるコピー品ですが、このギターは人生二つ目のエレキギターだったので(一つ目は小学生の頃ご近所さんからの頂き物)、”初めてのエレキ購入”ちょっとがんばってGRECOのギターを選びました。当時カルロス・サンタナが「哀愁のヨーロッパ」で演奏する柔らかいディストーションの音が好きだったので、テレキャスターやストラトキャスター系のシングルコイル・ピックアップの付いたエレキギターは選択肢には入っていませんでした。
今引っ張り出してきてもやっぱり「いいなーこのギター」と思ってしまいます。
iPhoneに接続するアダプターを購入してDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)編集してもいいかもしれませんし、小型のギターアンプを用意してもいいかもしれません。(音、でるのかなぁ???)
(刻印GRECOつき)
(中は本当にダブルになっているかどうか・・・あやしー)
(購入者サービスでオーナーのイニシャルを彫ってくれました)
(ギター表面のどこにもシリアルナンバー刻印は見つからない)
(ネックは・・・ネジ止めの時代のギターです(^-^;))
追記 GRECOレスポール 6月1日 2013年
グレコ・レスポールの各部をクリーニングしてメンテナンスしています。
○弦を外してヘッドクリーニング、ペグ給油
○弦の下になる部分をクリーニング(弦を外して)
○指板をクリーニング、フレットの錆を落として磨く
○ボディ表面のクリーニング
○ピックアップマイクを外してクリーニング・番号確認
グレコ・エレキギターの情報がまとめられたHPの情報によると
------------------ 引用開始 ------------------
手元の「281014」を例に・・・ リンクhttp://psyco.jp/greco/01/stamp.html
スタンプは1977年の前半に6桁化されています。「旧3桁目」にあった「.」と「X」が廃止され、「月」を01~12の数字のみで表すようなった結果です。この変化は、製作工場の体制に変更があり「1」がダイナ楽器、「2」が富士弦工場となったのと同時に起きたと考えています。スタンプは「富士弦工場1978年10月14日」ということになります(後日、6桁番号の1桁目も確信がなくなりました)。
5~6桁からなる問題の番号は、回路が組み込まれた場所と年月日を表した「記録」になっていると判断されます(ディマジオP.U.にもグレコ側がスタンプを押しています)。
手元の「15.22」を例にとると・・・
●最初の1桁目が「場所」。ギター本体と照らし合わすと「1」がマツモク工場、「2」が富士弦工場という区別が浮かび上がってきます(後日、このポイントはハズれと判明)。
●2桁目は西暦で表した年号の下1桁です(例では1975年)。
●3桁目は「1~0」に「.」と「X」を加えた12文字で「月」を表しています。
(「.」と「X」については11月・12月のどちらになるのか調査中)
●4~5桁目が、01~31で「日」を表す部分です。
------------------ 引用終了 ------------------
・・・・ということであれば、所有のグレコ・レスポールのピックアップ裏の数字が、六桁ではなくて五桁なので、1977年以前の製品ということになって、
「 14054 」 の五桁は・・・・
1 「1」がマツモク工場
4 2桁目は西暦で表した年号の下1桁
5 「月」を表しています
04 4~5桁目が、01~31で「日」を表す部分
・・・・ということで、このグレコ・レスポールは、
メーカー「 Maxon 」のピックアップで、それを組み込まれたのが
*******************************************
マツモク工場で 1974年 5月 4日
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ということになるのでしょうか。??....
40年近く経過したグレコの塗装面 2013.06.11
グレコレスポールの外回りは、最近手に取っては鏡面仕上げコンパウンドを少量つけたウエスで撫で回すように磨いていて、もうすでにギター全体がピカピカになりました(^-^)。
中学生の時に、この「宝物」のグレコ・レスポールをあちこちに持ち運ぶために、すぐ次の目標が専用ハードケースでした。この値段がいくらだったかもう覚えていませんが、おこづかいのすべてを再投入して可能な限り早く手に入れることにしたのを覚えています。
そのハードケースの中に保存してあったのが幸いだったのでしょう、このグレコレスポールの状態はその経過した年数からすると信じられないほどのいいコンディションです。
金属パーツはメッキが機能していて目立つ錆は見当たりませんし、表面を整えるようにウエスで撫で回してやると潤いのある艶が簡単に蘇ります。ただ・・・プラスティックというか樹脂というか、そのような種類のパーツはさすがに「変色」していて、白っぽいものはクリーム色に、クリーム色は薄いブラウンにと・・・見方によっては「年代物らしい雰囲気」になっています(^-^;)。
音程調整 2013.06.21
先日から少しずつグレコ・レスポールの駒を動かして、6本の弦の音程調整をしました。クリーニングの段階でパーツをバラバラにしたので、元に組み直した時に音程が狂ってしまいました。
( フレットを移動させると音程が狂う = 例えばコードFを押して、そのままネック上で平行移動させると、指板で押さえている指の位置は同じでも、みごとに和音が崩れて雑音になっていく )
12フレットで倍音を出して、そのフレットで押さえた音とのチューニングは、一つ一つ手間がかかるので、思いついた時に少しずつ調整してきていたのですが、とりあえず今日の作業でOK・・・かなと思っています。また今後もさらに思い出したらチェックしてみて、その都度チューニング精度を上げていけたらいいなあと思っています。
楽器演奏準備 2013.06.22
グレコ・レスポールを整備し、ギターアンプも用意し、弦も張り替えて、チューニングも仕上げつつあります。後は演奏するだけなのですが、その演奏のための準備に決定的なものが必要となりました。
ずーっとギターを弾いている時にはまったく気にしていなかったのですが、少し間を空けてギターを弾こうとするとまったく準備できていないのが「 左手の指 」でした(^-^;)。
まず爪が長すぎて弦を押さえることができません。いくつかのポジションではOKでも、あちらこちらに指を移動させていくと爪の先が指板に当たってしまって弦を押さえ切れないポジションも多くありました。
これは”爪きり ”を用意して左指の爪をカットしていくだけで、ほんの数分で準備完了となります。( そういえばギターを毎日弾いている時は、爪の短いぶさいくな指先でした!)
第一段階準備完了なのですが、左手の指の準備・第二段階が大変です。何年もの間をあけてギターを弾こうとすると、左手の指先が・・・痛い! 痛い! (^-^;) もうすぐ指先が痛くなってしまってそれ以上弾けなくなってしまいます。
メロディを弾いたり、コードを押さえて和音を弾く程度なら「しばらく」は持ちこたえることが出来ますが、チョーキングを含めたエレキギターリードを弾こうとすると・・・もう五分も持ちこたえられません(^-^;)。・・・・そうか、こんなことになるのかぁと思いを新たにしました。
それでも、毎日のように「指が痛くなるまで」を目安にギターに触れていると、面白いことに自分の左手指先がどんどん変化していくのが、「痛くなるまでの時間」で手に取るようにわかります。
軽く指板上で弦を撫でるように移動させながらメロディを弾いていても、最終的には指先の痛みで「今日はここでお終い」となるのですが、まさに日ごとに指先の耐久性が上がってきます。
グレコ・レスポールは比較的細いネックが特徴でもありました。しかし、細いネック=弾きやすい、というのは常に成立するものではなく、「耐久性のない指先」だとどうしてもその痛みで確実な指板の押さえが出来なくなってきて、細いネックにある意味「密集」している6本の弦を的確に押さえることが出来ない!ということになってしまいます。
実際、「もう少しネックが太くて指板に余裕があったらよかったのに」と、このギターと関わるようになって「初めて」思いました(^-^;)。
またチョーキングをすると、左指先の爪をはがされるようなことになって、指先が痛いだけではなく、ギターを弾いていない日常生活の中でも「爪のはがれかけた指先の痛さ」のため不自由することもたびたびありました。
・・・・・うーん、以前のように普通にギターを弾くことのできる「左指先」の準備が整うのはいつ頃になるのだろう?・・・と思っている今日この頃です。
Musical Tools 2013
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