最近Nikonカメラを使うようになって、我が家の花を撮影するために「接写リング」を用意して撮影していました。
なのに・・・Nikonのマクロレンズを入手することとなりました。
Micro-Nikkor55mmf3.5

Nikon D300 & Micro-Nikkor 55mmf3.5
(ニコンでは、接写撮影可能レンズのことをマクロレンズとは呼ばずに、「マイクロ・レンズ」と呼ぶようですね。マイクロニッコール55mm)
普通の標準50mmレンズの基部に「接写リング」を取り付けることで、撮影最短距離よりもレンズを近づけて被写体を大きく撮影することは可能なのですが・・・基本的には「ピントの合うところでシャッターを押す」という撮影になってしまいます。
それに対して、いわゆる「マクロレンズ」であれば、普通の撮影も可能ですし、レンズを被写体にくっつけるように近づけて撮影したい場合でも、ピントリングはクルクルとどこまでも回るようなタイプのレンズです。すなわち、普通の遠景も撮影可能ですし、ちょっと近づけることはもちろんOK、思いっきりアップで撮影することも可能になります。
・・・・ということは、結果的に一本のレンズでずいぶん広い画角の範囲で好きな構図のままピントを合わせて写真に撮ることが出来るということになります。
そこで、新しく届いたMicor-Nikkor55mmで、我が家のパンジーを撮影してみました。
普通に55mmレンズとしてパンジーとその背景もいれた全体がフレームの中に入る構図でシャッター・・・
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そして、少しだけパンジーに近づいて、普通の標準レンズでの撮影最短距離あたりでもシャッターを押して見ると・・・
(画像をクリックで拡大写真へ)
そして、マクロレンズの先端をパンジーに触れるかのように近づけても、このレンズはさらにピントリングが回るので、ピントを合わせることができます。
(画像をクリックで拡大写真へ)
単焦点55mmレンズですが、結果的にまるでズームレンズのように、ユーザーが希望する画角の写真でピントを合わせて写真を取ることができます。
CanonカメラにPentaxマクロレンズを取り付けて使っているので、新しく追加したNikonカメラでもそのようなマクロレンズでの撮影を実現してみたくなってしまって、今回 Micor-Nikkor55mm f3.5 レンズを追加することになりました。
このレンズはレンズ基部に金属パーツ、通称「かに爪」の付いた、フィルム時代の古いオールドレンズになります。同じ中古レンズでももっと世代の新しいレンズを選択するのもいいのですが、個人的にカニ爪付きの古いクラッシックな、いかにも「ニコンのレンズ」というその姿に対して惹かれるものがあったので、結果的にまたまた古いタイプのレンズを選んでしまいました。
(新しい世代の製品であれば、ピント合わせもオート機能が組み込まれていたりするのですが、「マクロ撮影では結局手動でピント合わせすることになるし」ということで、古いマニュアルレンズの方を選びました)
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