長いこと・・・ご無沙汰をしておりました。
遅ればせながら、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
震災から、間もなく二年が経過しようとしております。
時の流れとともに、人々の記憶から薄れて行くあの日・・・
中には「まだ、被災地なんて言ってるのか?」等という言葉すらぶつけられる事もあります。
しかし、失った物はあまりに大きく、消え去った町は未だそのまま・・・見つからぬ親戚もおります。
忘れることなど、出来るはずはありません。
私達は、あの出来事を風化させることなく、語り継いで行かなければならないと思っています。
亡くなった多くの魂と、ふるさとのために・・・
今日は、切り倒される前の「奇跡の一本松」を思い出としてご紹介しようと思います。
切り倒し当日の朝・・・
昇ってきた朝日が一本松と重なり、とても神秘的な光が一本松を包み込みました。
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切り倒し直前・・・自立最後の勇姿
現在、松は剥製にするため、加工中・・・
処理が終わったら、同じ場所にメモリアルとして展示されるようです。
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約7万本の松が立ち並び、沢山の人々が愛した、高田松原・・
あの美しかった砂浜の面影はなく・・・悲しい佇まいと化しています。
忘れない・・・ここは、私達のふるさと・・