Takeichiの笑顔日記

趣味の車や日々の出来事を…。
L/C95 or L/C150でHobby社のキャンピングトレーラーを牽いてます。

キャンピングトレーラーHobby冷蔵庫プチ改善?

2024年11月27日 | トレーラー関連
私が所有するキャンピングトレーラーには、吸収式冷蔵庫がついています。3ウェイで非常に機能的で良い製品です。しかし欧州キャンピングトレーラーに一般的に搭載されている、DOMETIC社製3ウェイ冷蔵庫は欧州向け仕様!おそらくですが…暑い国への出荷モデルとは何かが異なるのだと思います。
今までにも何度か改善を色々やっています。
冷凍機の環境改善を行った初期対策…こちら
更に冷凍機改善とDC12V回路改善策…こちら
この改善でも、暑い日本の九州でも改善はかなり見られました。
しかし完全に納得が出来る範囲ではない状況。それは…近年の40℃に近い外気温度が影響しています。
ずっと何かお金を掛けずに、改善策はないか?考えていました。
欧州の方々の掲示板等は、随時読んでいます。そのなかでも、面白い改善策を考えられた方を見つけました。
安価で出来る!!
とりあえず~やってみよう(^▽^)

3ウェイ冷蔵庫の冷え改善策と言えば、今まで行ってきた様に通常は屋外側より冷凍機部の改善です。
今回は…
内部側の改善です。いじるのはココ...
私も今までココをいじる事は考えつきませんでした!
まずはココのアルミフィンを外します!
トルクスビス6本を緩めます。
剝ぎ取ってすぐの写真を撮影わすれました((+_+))
まずはゼロ円でやっています!
黒いパイプに冷媒が流れ冷やす仕組みです。
パイプに初期より付着している粘土状のパテが、アルミフィンと冷媒パイプとの隙間を埋めている材料の様です。
この粘土パテが、熱伝導率の高い製品で冷蔵庫を冷やす為には重要な役目?
この粘土パテを全部撤去し、冷蔵庫をONで24時間置きました。
冷却能力は最悪でした(笑)
ダメだ!!
次に先程の写真の様に、粘土パテを配管に綺麗に貼付け、アルミフィンとの接触を綺麗に出来る様に処理
この状況で24時間ONで放置...少し改善はみられたのですが、劇的な改善はありませんでした。
これからが本番の改善です。
ゼロ円改善を実験中に、必要な材料を1個ネットで注文していました。
届いた製品はコレです。
PC用のCPU等を冷却に使用する、熱伝導率が高いグリスパテ!
他に使用するのは、熱伝導が高いアルミアングルです。コレはもっと熱伝導が高い銅とかでも良いのかもしれません。しかし銅とアルミはイオンの関係で接触が良いか不明なので、今回は欧州の方が行っていた同材で施工。
アルミアングルは、家にあったアルミ材を流用
加工も終わり、材料はそろいました。
このアルミ材にMX-4を塗布します。
塗布したアルミ材を冷媒パイプへ取付けます。
少し発泡ウレタンをカッターで切り取ると安易に施工出来ます。
この様な形で、アルミ材を設置。アルミフィンと接触側にも塗布します。アルミ材が付かないカーブ部には、既設の粘土パテを余らす事なく貼り付けます。この状況より、アルミフィンを貼付けビスを締付を行い施工完了!
外気温度23℃でしたが実験です。
開始時24.4℃
約6時間後 1.2℃
ちなみに冷凍室は…マイナス37℃!!冷えすぎです(笑)
約12時間後マイナス16℃!!
さらに約6時間...マイナス21℃
冷蔵庫内部のアルミフィンへ霜が付く事はありますが…
全体的に凍り付く事は、今までは無かった様に思います。
冷え方も以前よりかなり改善しています。安価で手軽に出来る改善としては、アリかもしれません。
来年夏の改善に期待し、もっと良い方法がないか模索します。
参考までに、アルミフィンには温度サーモ用のアルミ針金が取付いています。取扱いには注意が必要です。

少しでも改善すれば~と、自己責任での素人的な改善策の施工記事です。






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