Takeichiの笑顔日記

趣味の車や日々の出来事を…。
L/C95 or L/C150でHobby社のキャンピングトレーラーを牽いてます。

Hobby545KMF-快適化計画STEP4…トラブル発見(´・ω・`)

2022年04月28日 | トレーラー関連

夏季快適になるのか?

ツール取り付けが完了し試運転へ…と言いたいタイミングで~

ホワイトトップ社長が気付いてくれました!!

今回のトラブルはトレーラー牽き始めて一番大きな事件だと思います。

発見してくれたことに凄く感謝しています(^^♪

トラブル内容は、フレーム接合部ボルト破断!!

何とな~く見ていたら、アレ??

心配されると思いましたが~と言いながら、私だったら相談しても大丈夫と思い素直に連絡くれました!

驚きと同時に、恐ろしくなり~手が震えました(´・ω・`)

今、この時、発見で本当に良かったです!!

実は~WHITETOPへ向かう道中で、長男が不思議な事を話していました。

『お父さん、今日トレーラーやけに後ろがボヨンボヨンしていない??』

WHITETOPに本当に近い場所で…

『やっぱり~凄い揺れるよ!』

もしかして~この瞬間に、ボルトが抜けた??

新型コロナの関係から、車検後の出動は1回!走行距離700km程度と短距離!

車検時はいつもお世話になっている、アースモータリングさんでボルト関係の増し締めは行って頂いております。

発見後~アースモータリング社長にも連絡し状況相談。

増し締め確認した時はOKだったと言う事も聞きました。

その後、ホワイトトップ社長とアースモータリング社長が電話で話したそうです。

熊本県と福岡県のショップ。

元々アースモータリング社長はカントリーロードと言うショップに所属しており、そこのショップは、Hobby九州総代理店にホワイトトップがなる前に、Hobbyを取扱っていたショップ。つまり両ショップ共に詳しい!

さぁ~なぜ発生したのか?

どうやって修理するか~??

変態魂に火が付きます(笑)

まずは~原因確認を、簡単なモックアップで…。

無荷重トレの様子    

フロントガスボンベ積載 

   →おや~フロントフレームがたわみ、リアが持ち上がる。

フロント側積載(通常皆さんがされている状況)

   →やっぱり~フロントフレームが大きくたわみ、リアが持ち上がる

このフロントフレームたわみは、少し気付いていました。しかしリア側に影響があるとは…(-_-;)

次が~フロント積載に、リア側は車両重量という観点よりの荷重 

   →わかりますか?アクスル付近でのねじれ状況

この写真でわかりますか??(左側:フロント)

アクスル本体がねじれている事に気付きますか??

この現象は意外に皆さん発生している模様です。

 

構造について考えてみました。

私個人的な考え方ですが…

KNOTTフレームの造りから…アクスル部の接合状況は、上部突合せ溶接(裏当て金ナシ)でフロントとリアフレームを接合。下部はアクスルとの接合をテーパーボルト接合。

上部と下部でアクスル接合ボルトサイズは異なり、下部が太いです。

想像すると、ココの部分は剛接合としている模様。そして~フレーム自体はバルコニーと同じで片持ち梁構成をしている??

つまり~ボルト接合と溶接接合で、アクスルとの関係は剛接合。

今回破損に伴い、プレートを大きくし、ボルト接合位置の変更をホワイトトップ社長より案で頂きました。しかし接合部を変更すると、構造上のたわみが変わり、フレームの座屈距離も変わる。更に接合部の剛比も変わる為、色々破壊が発生しそう…?

もともと、フレームのたわみをボディで抑制する構造で、ボディはツーバイフォー住宅と同じ壁構造であると思っています。

フレームは自重を支え。ボディが歪みを支える。

つまり浮き上がる方向の負荷荷重は、ボディが構造上負担していると思います。

フレーム形状からも、その事は推測できます。

つまり~大型窓やガレージ等が存在する車両は、フレームへの負担は増えるはず??

走行中に路面状況より、突上げ~その後は突き下げがあります。

ファ~ドン!!となる現象荷重。

この事より、トレーラー後方部は何にも繋がっていないので自由端という構造的見解。

座屈距離は2倍。

浮き上がりを止める事が出来ない時に、今回ボルトへの負担が増えます。

∴フロント積載でリアが浮き上がると、ファ~ドンが大きくなる可能性が大!

発生の可能性が高い原因は色々ある模様ですが…。

・ヘッド車の足回りが硬い(リーフコイル車等)

・雪道(小刻みガタガタ)走行が多い

・ガレージ扉が後方にある(構造剛性不足)
・車両重量オーバーでない方でも、車軸付近以外の荷物が多いと…リアオーバーハングの揺れが大きくなるとか…?
・タイヤが硬い
 
初期症状を調査
・リアテールランプあたりの外装パネルが浮く
・走行中、後方の揺れた形跡が大きくなる
・家具に歪みや扉の建付けが悪くなる
・タイヤハウスのフロント側フロアにクラック。
・ルーフサイドエンドパネルのリベット破断やクラック
 
 
正直不明…??
設備を増やすず、荷物も積まない!!
コレが一番と言う事は誰もが知っています…しかし現実は難しい??(苦笑)
 
私のトレーラーも装備も荷物もあります。
しかし車両重量的にはOK!
でも~今回の事が発生しました。取扱い説明書には、荷物積載の位置関係が記載されているページがあります。つまりアクスル付近の床上に積載であれば~今回の破損は待逃れたかもしれません。
欧州トレーラーは元々輸入時には、バッテリーも未搭載!
545KMFは重いバッテリー位置は車軸上なので良いと思いますが~レイアウト次第では、アクスル位置より離れた場所に設置の車種も多く存在。前方だからバッテリーいっぱい載せてもOKなんて事は、今回の状況よりNGな事がわかってきました。
今後のHobby君とのお付き合い方法…考えないと~(;^_^A
 
さぁ~修理です。
どうやってやろうかな~??色々検討しました。
まずは~歪みが無いかチェック…
ココはOK!
ジャッキを色々掛けてみて、フレームの変位を確認!
 
何となく修理方法がわかってきました!
 
そのままボルトではNG!
まずは~破損を綺麗に…
そして~仮ボルトで試験的に…
最終的には、スプライスプレートのようなプレートを作成し~
繰り返し応力によるボルトの緩み対策を施し完了!
試運転…。
ホワイトトップ社長が変位状況確認で、GoProをフレームに付け動画で状況確認を行った模様です。
現況では変位はなく、良い感じで仕上がっています。
走行中のフレーム本体の動きも初めてわかり、なるほど~と思いました。
やはり~ファ~ドン現象発生していました(;^_^A
納車後に経過観察を行い、レポート作成します(笑)
※詳細な補修方法は、ショップが頑張って検討していますので、申し訳ございませんが記載出来ません。
 
本題のベバスト社製のDC12Vパーキングクーラーの最終試運転!!
その前にフロア下に吊り込んだ、室外機状況を…
意外に目立たないかな??
 
試運転
2022年4月27日 晴れ 27度
炎天下にて、カーテンシェードOPENにて試験。
車両中央付近にて温度計設置
13時29分 29度
15時10分 24度
約100分間で5度程、温度低下!!
コレをガッツリ冷えていると言えるか否か???
外気温が今後上昇した時に、どうなるか??
こちらも~納車後にレポート作成をしなければ…(笑)
 
今回は納車前に、ショップで気を遣ってくれて…
新型コロナ対応で~
オゾン除菌をしてくれています!
 
他にもプチ改良を行って貰っていますが~今後、レポートします(⌒∇⌒)
 
納車が楽しみ(⌒∇⌒)
 


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