女装子とニューハーフの違いを考えてみた

３０代の頃、ニューハーフの魅力にとりつかれ、毎週末にショーパブに通った時期があった。ショーにも飽きた頃、ホステスのように横に座って話ができるお店をみつけ、ボトルをおいて通ったのだった。
彼女たちの魅力は、なんと言っても綺麗で女らしいこと、そして話題が豊富で会話が巧みなことだ。

どうすれば、女らしくみえるかいつも研究していると言っていたし、男性に気に入られるよう、様々な知識をえるための努力もしているとも言っていた。まさにプロのホステスだった。
おまけに、髭の永久脱毛が超痛いだの、豊胸手術をした後、下を隠して銭湯の男湯に入ったときの反応などもおもしろおかしく話してくれてあきなかった。
彼ら(?)は心が女性なので男性がお気に入りで、私が会社の男性同僚を連れて行くとめちゃくちゃ歓迎された。

方や、女装子はファッションやメイクで風貌を女性的にすることを好む男性であり、女性化を望むのは「風貌」のみで肉体の女性化は望まないらしい。
以前、ナジャグランディーバが「おしゃれをしたいと思ったら女性の服しかなかった」と語っていたけど、一般に言うところの男性向けや女性向けというファッション定義は彼らには無関係なのだろう。

そして、女装子は基本は男なのでマツコデラックスの恋愛対象は女性ということになる。マツコと並んでいたら姉妹に間違えられそうな私は、どの人種になるんやろ～。

マツコはメイクに５時間かかるらしい