地方議員の仕事ってなに?

2015-04-13 | 独り言
昨夜のテレビは選挙速報一色で喧しかった。今日のワイドショーはまた選挙だらけだろう。
私は昨日は仕事だったので、期日前投票に行った。結構たくさん来ていたので、それなりの投票率かと思ったが相変わらずの低さだった。

でもって、改めて「地方議員の仕事ってなにしてるの?」と考えたのだった。
自治体の規模が小さくなるほど議会で決められることは少ないはず。限られた財源の使い道や使い方はほとんどが決められているから、議会は拒否するか従うかの選択しかない。もちろん国からの交付金はもらっておかないと次はもらえるか分からないので、選択の余地はないということになる。最初から出来レースみたいなものだ。

それに、地方議員の議会出席日数は非常に少なく、東京都議会で80日である。週休6日くらい???
なのに、東京都議の月額報酬は102万円で、47都道府県で最高額だ。これに3か月分程度の期末手当(ボーナス)を足すと年収は1525万円にもなる。ちなみに、政令指定都市の市議の平均報酬月額は約77万円。それ以外の市議で約40万円だ。

実働日数の少なさや仕事の実態を考えると、地方議員に払われている報酬額は常識外れだ。報酬カットは当然のこと、全国に約3万4000人もいる地方議員の定数削減もぜひ実行して欲しい。
報酬については、その地方の状況を考慮した上で、住民が決めてもよいのではないかと思う。但し、上限を設けた方がいいかも知れない。

そもそも海外の先進国では、地方議員は無給もしくは実費手当支給が当たり前で、大半の議員が専業ではない。そのためにアメリカなどでは議会は平日の夜に開かれるらしい。
諸外国より地方議会の役割は薄いのだから、個人的には議員は完全ボランティアでもよいのではないかと思う。


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2 コメント

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ボランティア制賛成だけど (風のすみか)
2015-04-13 15:02:05
たとえば、自治会でも役員のなり手がなくて困っている状態。地方議員が完全ボランティアになったら、なり手がいなくて困るのでは?と危惧します。あるいは、自分の思う通りにしたい、人としてどうかと思う人が実権を握ってしまうとか、ありそうなことだと思います。難しい。とりあえず、議員報酬を削減するのは彼らが決めればすぐ実現するので、英断してほしい。
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確かに!!! (にゃんころりん)
2015-04-13 20:20:47
風のすみか さん  こんばんは。

おっしゃる通り、崇高な意思をもつ人がボランティア議員になってくれるとは限らないですね。
無投票で、無責任な人、社会性のない人が議員になってもらっても困るし。
では、やはり報酬カットを住民投票で!
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